『待って此処、学校』
「放課後だから人居ないよ」
『そういう問題じゃなくて』
「俺が責任取るからいいだろ」
『……』
流されてしまう私も悪いのだけれど
『……っあ、ん、ん』
「なんで目逸らすんだよこっち見ろ」
『み、見れない』
てひょなは私の顎を掴み固定させた
「俺とあなたは今やってんの、分かる?」
『ん、恥ずかし、い』
「足りないんだ」
てひょなは嬉しそうだった
『ん、んう』
「俺の指咥えて」
『あ、ん』
私の口の中に指を突っ込むとてひょなは激しく突き上げる
「おい淫乱、口の中も下の口もドロドロだよ」
『え、あ、あ』
やめてよ恥ずかしいのに、!
「顔が真っ赤ですね〜、感じ過ぎ」
てひょんも顔真っ赤だし、熱い
可愛い
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。