『 で、呼び出しといてなんの話? 』
ふみの 「 あなたちゃん 神宮寺に言ったよね?? 」
『 言ったよ。 』
ふみの 「 あぁぁ 〜 言っちゃったのかっ 」
ふみの 「 しょうがない、じゃああいつから潰すか 」
『 ちょっと待って、 は? 』
ふみの 「 他の奴らにも言ったらそいつら潰していくから 言わない方がいいよ。 」
『 じゃあ 神 はどう … なるの 』
ふみの 「 しらな 〜 い、笑 」
『 … 』
『 部屋も荒らしたのあなたでしょ? 』
ふみの 「 うん❤︎ あなたちゃんのため 」
『 私のためなんかじゃないよ 』
ふみの 「 あの鏡ごめんね? 笑 」
『 な、 なにが ? 』
ふみの 「 だってあれ あなたちゃんからの髙橋への贈り物でしょ? 」
『 知ってて、壊したんだね 』
ふみの 「 あいつがあなたちゃんに物を貰うとか一生ありえない。 」
ふみの 「 壊すときの気持ちよさ… 今でも忘れられないっ ☀︎ 」
『 あなた、最低だね??、 』
ふみの 「 あなたちゃんのためなら手段を選ばぬ? てきな、笑 」
『 あっそ、 私 先戻るから 』
ふみの 「 は 〜い。 けどメンバーに言ったらどうなるかな 」
『 … … っっ 最悪 』( ボソッ )
ふみの 「 ふふっ。 お口が悪いこと 」
『 ごめんね、? 私、性格悪いからっ 』
ふみの 「 大丈夫。 私、なんでも知ってるから
☺︎︎ 」
『 そうなんだ、 知らない そんなこと
知っても 別にどうでもいいから … 』
ふみの 「 … っ 」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。