肝試しが終わり、後片付けが終わった後、明日はどうするのかを皆で話し合う。
丁度学校が休みなので待ち合わせ場所や時間を決めて集合することになったのだが、飛鳥には申し訳ないけど、何だか宝探しのようでちょっと楽しみだったりする。
そんなこんなで俺達は途中で別れ、飛鳥達は森の奥にあると言う洞窟へと帰って行った。
寮に戻り、今日の出来事を振り返ってみる。
時間遡行軍とか言うモンスターも出てきて怖い思いもしたけど、日本の言っていた通り不思議な出会いもあったし、そう悪くなかった気もする。
そんな独り言を呟きながらも、「明日はどんな子に会えるんだろう」と窓の外を眺めてみる。そんな時だった。
暗くてよく見えなかったが、空から何かが落ちる光景を目撃する。
気になりながらも、もう遅いし正体も分からないのでそのまま寝ることにした。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。