ー保健室ー
あなた
(あ、今から学活やん)
「先生、学活だから行ってくる」
ー教室ー
小瀧望
「え?自分から来た。」
重岡大毅
「え?すごいやん!」
ー学活ー
担任の先生
「今から、卒業式に向けて、1人一言ずつ言ってもらいます。」
担任の先生
(オルゴールを流す)
小瀧望
「最初、このクラスになって、重岡とかあきと、とかヤンチャな人ばかりで個性溢れるクラスだなって思いました。
卒業式、明後日になっちゃったけど、(泣きそうになる)このクラスは何処のクラスと比べても、いいクラスだなって思いました。1年間ありがとうございました!」
長文めんどくさいので辞めます
by.作者
あなた
「私は、最初から最後まで教室に入れてなかったんですけど、このクラスは小瀧くんとか優しい人ばかりで良かったです。体育大会も文化発表も逃げ出したり、倒れたり、時には反抗したりして、迷惑しかかけてなかったんですけど、それでも受け止めてくれる、小瀧くんに神ちゃん、重岡もそうだけど、こんな私と仲良くしてくれてありがとうございました。次会う日は成人式とかになると思うんですけど、会った時はちゃんと恩返しさせてください。1年間ありがとうございました。」
私の言葉でみんな泣いた。
最後にまた、私を真ん中にして集合写真を撮った。
ーグループLINEー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!