ー保健室ー
あなた
「先生〜!体調戻ったから、体育館行ってくる」
先生
「今度は倒れたりしないでねw!」
あなた
「www」「はーい🙋」
ー体育館ー
小瀧望
「あ、あなた!」
「みんな、ダンス覚えたから、あなただけになってもうてん。神ちゃん完璧やから、神ちゃんに教えてもらって?」
あなた
「うん😊💕」
それで、神ちゃんは私に全力で教えてくれた。
みんな、完璧になったところで一通りして、移動とか、そういうのを確認した。
本番に向けてみんな頑張ってる。
ー保健室ー
あなた
「先生、私帰る」
先生
「え?これから、明日の体育大会に向けての準備だよ?」
あなた
「いや、帰る」
先生
「気をつけてね」
しばらくして、のんちゃんが私を呼びに来た。
小瀧望
「先生、あなたは?」
先生
「あ、さっき帰っちゃった」
小瀧望
「ホンマですか?いや、今から準備なんですよ。だから一緒に思うてん」
先生
「明日はくるって言ってたから」
「ありがとね。呼びに来てくれて」
小瀧望
「いや、全然」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!