ー保健室ー
小瀧望
「失礼しまーす。」(そっと開ける)
神山智洋
「あ、あなた!」
桐山照史
「今日、教室入ってたな?」
あなた
(小さく頷く)
濵田崇裕
「部活って何、入ってんの?」
小瀧望
「あ、そういえば聞いてなかったな」
藤井流星
「合唱部とかちゃうん?」
重岡大毅
「いや、それはないよ」
あなた
「吹奏楽部(小声)」
濵田崇裕
「あ、吹奏楽部って…!」
小瀧望
「へぇー以外」
桐山照史
「楽器は何してんの?」
あなた
「…ん、トランペット」
神山智洋
「トランペット?!」
「俺、部活違うけど、トランペット、吹けんで?」
藤井流星
「あ、もうそろそろじかんじゃね?」
重岡大毅
「また、声聞かせてね!」
小瀧望
「お前が喋ると喋らんくなるやろ!」
桐山照史
「いや、そんなことないで」
「お前ら2人が喋ると喋らんくなるんやでw」
小瀧望
「おい!」「メンバーの中で1番最初に喋ってくれたの俺やで?」
神山智洋
「じゃあまたな!」
濵田崇裕
「また来るで」
藤井流星
「バイバイ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。