無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第11話

11
あなたside

ガンっと、頭に衝撃が響き渡ったところで私の目は覚めた。


案の定ベットから転げ落ち布団もぐちゃぐちゃ。

あなた

はぁ…

体が重い…







現在7時25分。

いつもならば慎が迎えに来る時間。

そう思えば一階から階段を上がってくる音が聞こえてくる。


部屋のドアノブが動きそうになるその前に私はドアを必死で押さえつけた。

長谷川慎
おは…
あなた

おおおおはよ!

長谷川慎
なにしてんの、開けてよ。
あなた

いや~私今日体調悪くてさ~…お母さんに学校休むって言っといてくれない…?

長谷川慎
……とても体調悪いようには聞こえてこないんだけど。
あなた

最後の力を振り絞っていってんの!

長谷川慎
こんなとこで力使わないでさっさと寝たらどうですか?
あなた

うっ…


少しを力を緩めた時、慎はすかさずドアを無理矢理開いて部屋に入ってくる。

制服姿の慎は、相変わらずスタイルが良く顔もシュッとしていてカッコいい。


と、不覚にも慎にみとれている間に、

あなた

ひっ…


冷たい慎の手が私のおでこに触れた。




長谷川慎
んー、熱はなさそうだな。
あなた

あ…

長谷川慎
ん?
あなた

あ…いや…

長谷川慎
まあ…昨日は俺も無理させたし、明日までに治せよ。

慎はそう言うと、普段全く見せないような笑顔をしながら私の頭をポンポンと叩いて部屋を後にしていった。
あなた

ま、慎が……慎じゃない…、。




昨日からというもの、私は慎に振り回されてばかりだった。

勝手ペアを組まれ、キスまでされて。
と、思いきやお菓子奢ってくれたり。

見たことないような表情をいくつも私に向けてくる。



そんなことがあったからか、私自身慎に触れられるだけでドキドキしてしまう。


そんな、いつもとは違う慎に戸惑い続けている今日この頃。


'いつも通り'の慎は戻ってくるのでしょうか、、。