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第9話

9
慎side

きっかけは大したことじゃない。

安藤もも
慎君好き……付き合ってください!
長谷川慎
…ごめんなさい。

毎日のように女子に告白させる日々。

もう慣れたけど、今までこれ一人として興味をもったことはなかった。

安藤もも
それって好きな人がいるから…?
長谷川慎
いや…違う。
安藤もも
あなたちゃんでしょ?

どこで見られたのか、聞かれたのか全くわからないけれどこいつ、安藤ももは俺とあなたの関係性を知っていた。

安藤もも
あなたちゃんと一緒にいるのが当たり前になってるから慎君は恋ができないんだと思う!一回離れてみるのはどうかな?

全てを知ってるかのようにペラペラと話す安藤ももに多少ムカついたところはあったけど、






俺はその意見に納得してしまったんだ。















安藤もも
ねーねー慎ー?
安藤もも
慎ってば!
長谷川慎
え、ああごめん。
めっちゃ退屈。


いきなり名前呼びになってるし、異様にボディタッチ多いし。正直気持ち悪い。

あなたとも一緒に帰れないしさ…




それなのにいつの間にかあなたは川村壱馬とかいう男と仲良くなって、一緒に帰ってるし。



どんどん遠い存在になっていくあなたに自分は置いてきぼりの気分になる。

違う、俺が離したんだ。

離してその存在の大切さに気づく。

長谷川慎
はぁ……好き。

あなたとの初キス。


嬉しみを隠せず、ニヤニヤしながら歩いたのはここだけの秘密。