そんなこんなで引越しの準備をしていざ
例のマンションに。
マンションは10階建てで私の部屋は
6階らしい。共通のリビングルームは8階で、1〜5階はジャニーズ事務所関係の達も住んでるらしいから、まあ私もSixTONESのみんなと同じとこに住んでるとバレても誤魔化しようは
ある。果たして世間が信じてくれるのかは
知らないけど。
9、10階は分からん。あんまり入る機会もないだろうって言われたけど、まじこのマンションは何なの?
でかいし、広いし、綺麗だし、セキュリティ
バッチリだし、出入口が正面以外の所にも結構あって本当にお忍びとか出来そうな感じなんだけど(笑)
とりあえず自分の部屋に荷物を運んでもらって荷物解きをした。
というか、SixTONESのみんなは私が来ることを知ってるのかな??誰からも連絡来なかったけど。
誰かしらしてきそうだけど……1回も連絡が
なかったってことは……
うん、嫌な予感しかしない。
とりあえずリビングルームに行くか。誰かいるかもしれないし。
エレベーターに乗り8階のボタンを押すと
カードキーとパスワードを求められた。
え?カードキーは持ってるけどパスワード??
待って、知らないんだけど。
LINEを見返せば、20050115 の数字だけが
送られてきてて後でなんの番号か聞こうと
思って既読つけてないんだった。
この番号か!!
打ち込めば承認され8階まで上がっていく。
まじなにこれ、すごい。
怖いよ、もはや。この為(シェアハウスするため)だけに作られたの?っていうレベルですごい
8階に着き、でかいドアを再度カードキーを当てて開けて中に入れば、これまたでかいテレビの前のソファに誰かが座っていた。
後ろ姿だったけどピンクに染めている髪は
彼しかいない。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!