ラッキースケベ事件後、トイレから出てきたあなたがまだ気まづそうだったからなんか申し訳なくて、適当に理由をつけて自分の部屋に戻った。
俺の「しんたろう」が少し反応しててどうしようかと考える。
まぁ正直溜まりまくりだよな。
みんな、どうしてんだろ。特に樹とか(((
ベッドの上で1人虚しく慰める。
少しずつ手を早く動かしていけばゾクゾクと快感が押し寄せてくる。
あなたの胸柔らかったな、とか俺の手が触れてることに気づいた時の反応が可愛かった、とか"女"の部分を見てしまった俺は今後大丈夫かな、とか色々よぎりながらも最後まで果てた。
小さい頃から見てきただけあって、そういう所は見ないように気付かないふりしてきてたのに
1度意識してしまえば前みたいに接することが出来る自信がない。
俺、わかりやすいって言われるからなぁ……
そんなふうに少し悩んでいれば、コンコン、とドアがノックされた。
ガチャと開ければ樹が立っていた
結局深夜まで飲んだけど、多分樹は鋭いから色々察して気を紛らわせようとしてくれたんだろうけど、酔うと樹もバンバン下の話するから結局、紛れないって言う(笑)
でも、まぁ有難いよね。って話。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。