第20話

🧸side
403
2021/02/14 04:36
ラッキースケベ事件後、トイレから出てきたあなたがまだ気まづそうだったからなんか申し訳なくて、適当に理由をつけて自分の部屋に戻った。

慎太郎
慎太郎
…うわ、やべ
俺の「しんたろう」が少し反応しててどうしようかと考える。

まぁ正直溜まりまくりだよな。
みんな、どうしてんだろ。特に樹とか(((
慎太郎
慎太郎
 …はぁ、
ベッドの上で1人虚しく慰める。
少しずつ手を早く動かしていけばゾクゾクと快感が押し寄せてくる。
慎太郎
慎太郎
んっ、…はぁ
あなたの胸柔らかったな、とか俺の手が触れてることに気づいた時の反応が可愛かった、とか"女"の部分を見てしまった俺は今後大丈夫かな、とか色々よぎりながらも最後まで果てた。

小さい頃から見てきただけあって、そういう所は見ないように気付かないふりしてきてたのに
慎太郎
慎太郎
…あー、俺我慢出来ねぇって
1度意識してしまえば前みたいに接することが出来る自信がない。

俺、わかりやすいって言われるからなぁ……
そんなふうに少し悩んでいれば、コンコン、とドアがノックされた。

慎太郎
慎太郎
はい?
ガチャと開ければ樹が立っていた
樹
よっ!
慎太郎
慎太郎
なんだよ(笑)
樹
いや、大丈夫かなーって
慎太郎
慎太郎
なんだよ(笑)
別に何もないけど(笑)
樹
ふーん?ベッドの上にティッシュ
あるけど?(笑)
慎太郎
慎太郎
っ、なんだよマジで(笑)
樹
っは(笑)
酒飲むの付き合って
慎太郎
慎太郎
いいけど、酒ないよ?
冷蔵庫に水しかない
樹
おー、持ってきてるからいい
結局深夜まで飲んだけど、多分樹は鋭いから色々察して気を紛らわせようとしてくれたんだろうけど、酔うと樹もバンバン下の話するから結局、紛れないって言う(笑)

でも、まぁ有難いよね。って話。

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