・リクエスト
・死ネタ入ります。ごめんなさい。
無理な人はUターンお願いします。
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私には大好きな人がいた
でも君は
もういない
2年前のあの日の約束
君は忘れちゃったの…?
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私たちが出会ったのは高校2年生の夏。
私は転校生でみんなと過ごしたのは高校2年生からだったんだけど
その時君はクラスが違っていたのに
私の存在に気付いてくれたよね
その日から私達は何故か毎日一緒に話した
お弁当も一緒に食べて
一緒に学校行って
卒業もして一緒に写真も撮って。
成人式も一緒にいたし同窓会だって笑
何歳になっても一緒にいたよね。
ある日君が急に
って言ってくれてさ
昔2人でよく行ったイルミネーションに連れて行ってくれたよね
そこで君は
ってかしこまって言ってたよね笑
私もずっと好きだったからとっさに
って笑
その1年後にはまーた同じ所で
だなんて言っちゃってさ笑
もちろんこちらこそよろしくお願いしますって言ったけどさ
その後の約束覚えてる?
“2人で幸せになろうね”
って。
そこから何ヶ月か経って結婚式の日
上司に結婚式だから休むと言っているのに会社にに呼び出されて君は腹を立たせながら電話かけてきたよね笑
『ほんと腹立つなんだよあいつ。結婚式って言ってんのに呼び出されたんだけど。もういいわ、“遅れちゃうかもだけど必ず行くから!!”』
『わかった!綺麗にして待ってるね☺️』
『楽しみにしてるよ☺️
じゃーまたね!僕の愛してるお嫁さん♡』
『うん!私の愛してるお婿さん♡』
でも君は
何時間経っても式場にこなかった
電話をかけても
LINE送っても
既読もなければ返事もなし
その時君関連でかかってきた電話は1つだけ
見えたのはおでこやいろんなところに打った跡が付いていて苦しそうな顔をしてベットに横になっている君の姿
その時君の目が微かに開いた
そこで君の目は閉じた。
ピーーーーーッ
あぁ。最後に1つ伝えよう。
その時りくの目から涙が垂れた
そのりくの顔は僕は大丈夫と訴えかけているようだった。
バタバタバタバタバタ
みっくんは。アバのメンバーで1番りくと仲がよかった
頻繁に家に遊びに来てて1番に結婚報告したのも1番に結婚おめでとうって言ってくれたのも全部みっくん。
そう言ったみっくんはどこかりくのようだった
そう言ってみっくんは私を強く抱きしめた
みんな私の為に息を殺して泣いていた。
でもその時そんなこと考えられるほど私にも余裕はなかった。
お葬式の日
私は特別にウエディングドレスを着て参加する事になった。
最後に棺桶にいるりくにスーツを着せるようにりくの体の上にスーツを置いて指輪もはめて花束も添えて
最後に私はキスしてこう言った
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私はこれで吹っ切れたと思っていた
でも実際そんな甘くなくて、
私はこの2年間立ち直れなかった
部屋にこもりっぱなし
寝るか食べるかトイレかお風呂
電話がかかってきても携帯も見ない片付けもしない買い物も行かないご飯も1日一回だけお母さんが1日分で持ってきてくれたものを2週間分として食べていた程。
そして1日の大体は寝てなにも考えないようにした
でも今日ご飯を食べてる時にりくを思い出してご飯を残して寝たんだ。
そう言ってりくは私を強く。
今までにないくらい強く抱きしめた。
でもその夢は現実かのように声も内容も鮮明に覚えている。
そこから私は前向きに変われたんだ。
今もりくとの結婚指輪は薬指に深くはまっている
でもその上に新しい指輪がはまっているんだ。
その相手は
end
ちょっと混乱してしまった方いると思うので説明です!
どうしてあなたさんがりくくんに
『私の最初で最後のお婿さん☺️』
と言ったのにみっくんと結婚したかと言うと、
みっくんもあなたさんもお互い好き(like)ではあるんですが恋愛感情はまったく持っていません。
結婚した理由は
お互いを支え合うパートナーとして近くにおろうと2人で決めたからです。
そしてりくくんがあなたさんの夢の中に出てきた日。
あの日にみっくんの夢にもりくくんが出てきて
『この世であなたを今一番守れるのはみっくんだけなんだ。頼んだよみっくん。』
と言われていたからです!
質問はコメント欄に!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。