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第6話

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13
2021/09/23 03:31
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では、早速ですが始めて
参りましょうか。皆様の後方に
箱があります。その中には
番号が書かれていますので、
そちらの番号でグループを
組んでください。
そうして後ろをむくと、いつの間に置かれていたのかと、恐怖を感じるようにぽつりと箱が置かれていた。

みんな、その不気味さに後退りしていたが、会長が前に出た。
一条 翔
一条 翔
俺は…と。2番か
笹木 雷輝
笹木 雷輝
なんの迷いもなかったな。
一条 翔
一条 翔
え?そりゃあ、もうここまで来たら
恐怖心とか捨ててやろうと思って!
笹木 雷輝
笹木 雷輝
あっそ
一条 翔
一条 翔
なんか素っ気ないなぁ〜
笹木 雷輝
笹木 雷輝
ウザイぞ。
まぁいい、俺は…え〜、2番か
一条 翔
一条 翔
一緒じゃん!
2人の会話に僕らはポカンとしていた。
会長のはにかむ笑顔といつも無口な笹木先輩が話している姿に圧倒されてしまっていた。
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
(い、いけない…僕も行かなきゃ…)
でも、あのオーラの中を行ける気がしない…

そんな中、極道さんが進んで行った。
獄道 樂
獄道 樂
……
何も言わず、ただ引いただけだった。

獄道さんってたまに近寄るな的なオーラが出てるから苦手だなぁ…
まぁでも、神社の跡取り息子として人間に苦手意識をもっては行けない……!
────
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
うぅ……
あれから、獄道さんのおかげで、次々へと番号を引いて行った。

僕の番号は1番だった。
そして、番号でグループを作ったら、
1グループ
佐々木・獄道・近藤・幸坂(蓮)

2グループ
一条・笹木・幸坂(紅)・美羽

3グループ
白瀬・石田・木下・神田・森谷
という組み合わせとなった。
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
(まさか獄道さんとは…)
ま、まぁ、そんなことは置いとこう…。
少し周りを見渡すと、獄道さんにしがみついている森谷たちの姿があった。
獄道 樂
獄道 樂
ちょ、落ち着いて、栞菜…
森谷 栞奈
森谷 栞奈
お、おおお落ち着けるわけないよ…
わ、私のグループ…せ、先輩たち、で…それも、カースト上位の…う、うぅぅ…助けて
そうか、森谷さん、あの凄まじい人達のグループか…そりゃあ、メンタルやられてしまうわ…。

でも、割と仲良い人同士たちとのグループが多いな…。
近藤 愛華
近藤 愛華
大丈夫だよ栞菜〜!
なんだかんだ優しい先輩たち……
はっ!今、佐々木君見てたでしょ?
いやん、私のことが好きだからって
見ないで〜変態!
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
え?!見てないよ!
僕は君に興味は……
近藤 愛華
近藤 愛華
嘘言わないの!はぁ、私は好きな人が
いるっていうのに!
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
は、はは……はぁ
獄道 樂
獄道 樂
…ごめんな。あいつはめんどうで、
妄想癖で、とてもウザイやつだが、
期限を損ねるととてもめんどくさい。
佐々木 慎吾
佐々木 慎吾
(獄道さんが凄い喋ってる…)
獄道 樂
獄道 樂
だから、自分のためだと思って、
我慢してくれ。
獄道さんがあんなに喋ってる姿も珍しいが、とても毒舌だ…。
そうとは思っていたけど、でもなんだかんだ優しいとこもあるのか。
何とか…やって行けるかな…

そんな感じで、みんなグループを組み終わった。
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それでは、「秘密当てゲーム」の開幕です!