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第1話

私となにわ。(なにわ男子)
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2021/07/16 13:16
⚠みんな高校生設定。

西畑大吾、藤原丈一郎、大橋和也→3年生
高橋恭平、大西流星→2年生
長尾謙社、道枝駿佑→1年生
あなたside
私は高校1年生高梨あなた。
私のクラスには今話題のなにわ男子がいる。
彼らは今日も人気だ。
今日もうるさいなぁ…なんて思っていると朝礼のチャイムがなった。
ボーッと先生の話を聞いていると隣の席の長尾が話しかけてきた。
長尾「あなた今日なんか予定ある?」
『え?いや何も無いけど笑』
長尾「じゃあタピ活しに行かん?」
『…しゃーなし、そんなに言うんなら行ってやるよ』
長尾「しゃーなしってなんやねん笑笑」
そう、私と長尾は割と仲がいいのだ。
なんでこんなに仲良くなったのか考えていると、道枝も話に入ってきた。
私たちの席は近くて私の前が道枝、隣が長尾だ。
最初はジャニーズに囲まれるなんて嫌だったけど、最近は抵抗なく過ごせている。
道枝「…あなた…あなた聞いてる?笑」
『あ、…ごめん聞いてなかった笑何?笑』
長尾「だーかーらー!みっちーもタピ活行くって話でしょ!」
道枝「そうそう!あなた…俺もいってもいいかなー?笑」
『いいともー!』
…何だこのノリ笑
⚠授業は飛ばします。
昼休み
先生「高梨ー!お前これ後で職員室に持ってきてくれー!」
『えー、なんで私…』
先生「ほら文句言わなーい、よろしくな」
『はーい』
先生の授業の道具運びを任された。
ついてないなぁ…なんて思いながら道具を運んでいると前から人がぶつかってきた。
ドンッ
『うわ、いった』
床に道具が散らばってしまった。
ぶつかってきた生徒はどこかに行ったみたいだ。
さいあくだ…なんて思っていると
誰かが道具を拾ってくれた。
西畑「ほら、何してんねん」
『あ、西畑先輩!ありがとうございます!』
西畑「これどこまで運ぶん?」
『職員室までです!』
西畑「…俺も職員室に用事あるから」
と言って西畑先輩は私の手から荷物をとって運んでくれた。
『え、悪いですよそんな』
西畑「女の子なんやし、こういう時は甘えときなさい」
なんて言って西畑先輩は微笑んでいた。
『じゃあお言葉に甘えて、笑』
西畑「まかせなさーい」
『今度お礼しますね』
西畑「おう、楽しみにしとくな」
この後他愛のない会話をし、職員室に荷物を運んでもらった。
『ほんとに、ありがとうございました!』
西畑「貸し1な」
なんて言って西畑先輩は去っていった。
そういえば、西畑先輩もジャニーズなんよなぁ。
なんて考えながらお昼ご飯を買いに購買へ行った。
すると、パンはもう売り切れで何も残っていなかった。
うわぁ、どーしよ…なんて思っていると、そこに藤原先輩と和也先輩がやってきた。
大橋「あれ?あなた?なんしよん?」
『あ、和也先輩』
和也先輩は中学の時の先輩でよく私を気にかけてくれる。
和也先輩と私はよく話す仲なので和也先輩と仲がいい藤原先輩ともよく話すようになった。
藤原「あなた?もうパンないで?」
『さっき先生に頼まれ事してて遅く来ちゃったら無くなってました』
なんて言うと2人は目を合わせ、私にパンを1つずつおすそ分けしてくれた。
『え!いいんですか?』
藤原「まぁ、買いすぎたからな1個くらいやるよ」
大橋「とか言って丈くん本当はなあなたの分とか言って買ってたんやで?笑」
藤原「余計なこと言うな笑とかいうお前もやん?笑」
大橋「今日はあなたと話したい気分やってんもん笑」
『え、え、?まぁありがどうございます?笑』
丈橋「どういたしまして」
『今度お礼しますね!』
大橋「そんなのええのにー笑ありがとうなー?」
藤原「期待しとくな?笑」
どんなお礼をしよう…
教室に戻ると、長尾と道枝が寄ってきた。
道枝「遅かったなぁあなた」
『色々あってん笑』
長尾「そのパンどーしたん?めっちゃ美味しそうやん」
『購買行ってきたら売り切れてたんやけど藤原先輩と和也先輩がくれてん』
長尾「良かったなぁ、うまそう」
『あげへんよ?笑』
すると、2人は貰うつもりだったのか拗ねたような顔をした。ぶりっ子みたいな感じの。
『そんな顔しても可愛くないで』
なんて言ってひとくちパンをかじる。
『うっま』
パンに夢中になっていると、横から手が伸びてきた。
パクッ
『あーーーーーーー!』
長尾「うっま!!!」
『うっまじゃないねん。何してん!さいてー!さいあく!』
なんて長尾に怒っていたら、またまた横から手が伸びてきた。
道枝「こりゃうまいわ」
『いやうまいわじゃないわ!お前ら食べ物の恨みは怖いからな!』
私は怒っている。なのに2人はまるで隣人の奥さんの話し合いのような喋り方でパンが美味しいと言い合っている。
『人の話を聞けーー!』
この後2人をしっかり説教し放課後のタピ活でタピオカを奢ってもらうことになった。
そんなこんなで今は6限前の休憩時間。
次の授業の準備をしていると、恭平先輩と流星先輩がやってきた。
大西「あ、あなた」
『あ、流星先輩と恭平先輩!お疲れ様です!何してはるんですか?』
高橋「みっちーとけんとに用事あんねんけど、呼んでくれへん?」
『了解です!』
2人を呼んで席に座ろうと思っていたら、私も呼び止められた。
大西「あ、あなた待ってや!あなたにも用事あんねん!笑」
『え…?分かりました』
長尾「どうしたんですか?」
大西「今日、練習オフになったからこのメンツで遊びに行かん?って話なんやけどどう?」
道長「え!行きたいです!!」
高橋「んで、あなたは?どう??」
『えっと、私それ行ってもいいやつですか?笑場違い感凄くないですか?笑』
高橋「そんなこと気にせんでええねん笑だって、俺たち友達やろ?笑」
『そうですけど笑ファンの方たちが心配です、』
なんて、なにわ男子の方々と仲良くしていると背後にさめたような女の子たちの視線が刺さる。
だけど、4人は「今日だけ、お願い」なんて言って、うるうるとした瞳で見てくる。
そんなの断れるはずなくて、
『今日だけですよ?』
なんて言って放課後の約束をした。
そして、放課後。
今私はゴンチャの前になにわ男子といる。
…なんで???
なぜ増えているのだろうか。
『今更ですけど、なんでいてはるんですか?笑』
大西「あぁ笑なんか、行くって自慢したら着いてくるって聞かんくて笑」
大橋「大人数のが楽しいやん??笑」
『いいですけど、ビックリしました笑』
タピオカは道枝と長尾にしっかり奢ってもらいました!
なにわ男子「あなた!また行こうな!」
『え、それはちょっと…』
なにわ男子「なんでやねん」
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おちはない!

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