第14話

目が覚めると
目が覚めると、僕はベッドの上に寝かされていた。


起きようとすると、腹部に痛みが走る。


よく見ると血が滲んでいた。


そこには誰もいなかったが、しばらくすると、先生を連れて浦田さんがやってきた。


それから先生に治癒の魔法を掛けてもらい、私は再びベッドに横になった。


少し痛みが引いてきたので、私は彼に先程の事を聞いてみた。
すると、彼も覚えていたようで、彼が言うには、眠っていた僕の周りに魔法陣がいきなり現れ、気が付いたらあの場所にいたそうだ。
どうやら僕が連れて行ってしまったようだ。


申し訳ない…。
すみません…
うらた
ううん。平気。碧は怪我、大丈夫?
まだ、ちょっと痛い、です…。
うらた
そっか…魔力が多いと回復が遅いんだっけ?
はい…
うらた
じゃあ、休んどけ。
えっ?
うらた
当たり前だろ。
うらた
後で先生に碧の親に連絡してもらって迎えに来てもらうか?
────────ッ!!それは、嫌!!
いきなり立ち上がったせいでまた倒れそうになったが、浦田さんが支えてくれた。
すみま、せん…クラッ
うらた
無理すんな!ばか!!!!
…っ。ごめん…
怒ったように見えたが、僕をそっと優しくベッドに寝かせてくれた。
うらた
…そんなに嫌なら…
…?
うらた
…今日だけ、俺の家来る?
────────────────────────

それから、色々あって学校が終わった。


浦田さんと坂田さんは親の都合で、一緒に暮らしているらしく、結局今日は2人の家に泊まらせてもらうことにした。
お、おじゃまします…。
うらた
はーい
坂田
どーぞどーぞ!
実は家に向かう時、坂田さんがずっと肩を貸してくれて、正直凄い助かった。
家に着くと、私はすぐに寝室に案内されて、休むように言われた。


食事になったら起こしに来てくれるようだ。


僕はお言葉に甘えて寝る事にした。