じみんside
ここからは僕の話だね
みんなも知っての通り、僕は練習生期間が他の6人よりもずば抜けて短いんだ、
勿論、早くデビューできるのは嬉しかったけど
他のみんなは必死に頑張って勝ち取ったデビューだったから
俺なんかがこんな早くデビューしていいのかって不安だった。
だから、誰よりも練習した。
僕がみんなに勝てるものは何か、そんなことばかり考えて、、
歌では、マンネのジョングガ
ビジュアルは、じんひょんやてひょな、
ラップはなむじゅにひょんやシュガヒョン、
誰よりも自信のあったダンスだって、ほそぎひょんには勝てそうもなくて...
1人でどんなに努力しても誰にも勝てない気がして、辛かった、
だから毎日練習室で一人で泣いた
誰にも言えなくて、、勿論、みんな僕が1人で焦ってるのは気づいてたんだろうけど、
皆優しいからさりげなく見守ってくれた、
みんなに迷惑かけてばかりだから、出ていこうとも思った。
そんな時だ、ほそぎひょんはいつも僕に希望をくれる。
みんなに平等に愛情をくれる。
辛い時もほそぎひょんはさりげなくそばに居てくれて、
それが僕には何よりも嬉しいご褒美だった。
だから手に入れたいんだ。
みんなに平等に分けられる愛を僕だけのものにしたい。
こんな我儘な僕じゃ、ダメですか。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!