第2話

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2019/07/15 09:29

「 あれ 、おかえり～

…… ってなにその格好！ 早く服着て！！ 」



あなたあがったで～ って声のした方を見ると 、
金色の髪の毛をタオルでわしゃわしゃする 智くんの姿 。上半身裸で 。

私は目のやり場に困ってそっぽを向いた 。

その先のテーブルの上には 綺麗に畳まれた彼のTシャツ 。



「 あ … ごめん 全然気づかなかった 」



言ってくれれば持ってったのに 、とTシャツ片手に智くんの元に駆け寄ると
そのままなぜか智くんの腕の中に 。



「 ちょ 、智くん …？ 」


「 わざと言わんかってん 」


「 え 、… 」



私の次の言葉は 智くんの唇が少し強引に塞いだ 。



「 どうせ脱ぐんやから 、あなたも 」


「 も 、やめてよ … 」



そして ひょいっと身体を持ち上げられる 。

このままベッドに直行でいちゃいちゃタイムか …… 。

目が合って 、ふふっ て微笑んで
そして なぜか意地悪な顔になって 。



「 たまにはソファーもええな 」