部屋の電気はついてるのに 、おかえりの返事がない 。
「 あなた~? おるん … っ 」
部屋の奥からわずかに聞こえる 、彼女の声と息づかいで
すぐに察して とっさに身を潜める 。
それに夢中になりすぎてて
俺が帰ってきたことにまるで気づいてない 。
このままずっと見ときたい …… けど 。
ちょっと意地悪してみる 。
「 あなたなにしてんの? 」
部屋に入って 、彼女に後ろから腕を回して 既に濡れきってるそこに
手を伸ばそうとする 。
目をまん丸にしたあなたが 慌てて止めた 。
「 じゅ 、たくん … !? 」
「 ごめんなぁ邪魔して 。
でも 俺のこれもどうにかして? 」
ズボンの下で少し張りはじめた俺のに 彼女の手を持ってくると 、
一瞬ぴくって身体を震わせたのが可愛くて 。
「 ねえ … 」
「 ん? 」
「 ちょうだい 、じゅんたくんの 、」
「 かわい 、そんなんどこで覚えてん(笑)」
服を脱ぎ捨てると 彼女の腰をつかまえて
一気に奥をついた 。
「 あぁっ …! 」
その瞬間に 甘い声で小刻みに締め付けてくるあなたの中 。
「 もっと俺でいっぱいになって? 」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。