【作者から】
スマホがバグって(?)なんか、画像が使えないので、探偵社のキャラクター画像のアイコンがほとんどありません。
後ほど、画像が使えるようになったらアイコンをつけるので...、暫くの間はアイコンなしのキャラクターがいて、違和感があるかと思いますが、ご了承ください。
以上。作者からでした
【補足(?)】
華楓ちゃんの探偵社ver.の服装は、
探偵社太宰さんの服装の女性版って思ってくれれば!
ポートマフィア時代に後ろで結っていた腰くらいまであった長い黒髪は胸くらいに切りそろえられ髪をおろしている。服装も変わっている為、パッと見では恐らく華楓と気付かれないと思われる。
アイコンは変わってないけど()
゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+
ポートマフィアを抜けた、あの日から2年。
地下から出る許可が出て
探偵社に入った日から1年が経った。
私は“異能を所持しない凄腕の女性調査員” として
名が知れているらしい...。
今のところ、ポートマフィアとは接触もなく
平和な日々を過ごしていた。
これもきっと、兄さんのお陰だろう。と心の中で兄さんに感謝をすると、ポートマフィアの仲間達の顔が頭に浮かぶ。
中也、エリス、姐さん、龍之介、作にぃ、鏡花ちゃん、一葉ちゃん、銀ちゃん、立原くん、広津さん....
「...皆に会いたい。」
そんな考えが脳内を過る。
駄目。駄目だ...そんな事、絶対に許されないのに。
皆を裏切った私に、そんな資格はないのに...
___ふと、肩をポンポンと叩かれた。
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ーーー
ー
ナオミちゃんは微笑むと
暖かい紅茶を私の机にコトッと置く。
...と向いた先には何時もながらのこと、
自身の予定通りに動き、報告書を纏めている国木田さんの姿があった。
ふふっ。と笑い、紅茶を1口飲む。
甘過ぎず上品な味だ。
それにとても良い香りで、私の好みの紅茶だ。
紅茶の味に目を輝かせた、其の時だった....。
ドガアァァァァァァァァァン!!!!!
物凄い音と共に、入口の扉が吹き飛ばされた。
十数名の機関銃を持った黒服の男たちが訓練された動きでオフィスに突入してくる。
探偵社のオフィスに突入して来たのは、
広津さん、立原くん、銀ちゃん、黒服十数名で構成される『黒蜥蜴』...___だった。
幸い、まだ私には気づいていないようだ。
でも、そう広くはない探偵社のオフィスで
いつ気付かれるかも分からない。
私は死んだ事になっているし、
もし生きている事がバレたらマフィアはどう動くか...
....___考えただけでも、躰が震える。
微かに震えていた私に気付いたのか
敦くんが私を黒蜥蜴隠すように立つ。
敦くんの後ろからそっと黒蜥蜴の様子を見る。
広津さん、立原くん、銀ちゃんの2年前と変わらない姿に、何故か心の底が温かくなった。
3人に会えた嬉しさと
見つかるかも知れないと云う恐怖
2つの感情が渦を巻く
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立原くん達が銃を構えたのを合図に
戦いの火蓋が切って落とされた....__
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!