華楓side
ババババババババババババ…!!!!
敵、味方の銃声が鳴り響く戦場。
今はと在る組織の壊滅の任務中だ。
今日も私は指揮官として、指示を出していた…。
短距離銃部隊、後方へ下がれ!遠距離銃部隊は拳銃に持ち替え前方の補佐!異能持ちは正面から攻撃!重傷者は直ぐに後方へ下がって手当を受けよ!
誰一人、死なせてはならぬぞ!
承知しております!
※任務中はちょっと言葉使いが悪くなる華楓。
…そろそろ終わりかな。
… あ。
おう。お疲れ
中也!任務はもう終わったの??
嗚呼。だから手伝いに…って必要なかったな。
ん。そろそろ終わり
20分後_______。
あの後 すんなりと敵の首領を倒し、中也と私の部下と共に、ポートマフィアの拠点に無事に帰った。
その廊下___
あ
あ。
… お疲れ様、です
廊下の向かい側から、
龍之介と一葉ちゃんが歩いてきたのだ。
お疲れ様。芥川と一葉ちゃんも任務帰り??
はい!華楓さんと中原幹部もですか??
嗚呼。
… 。(ムスッ)
(あれ…??急に芥川先輩の機嫌が悪く…)
芥川、何かあった??
(華楓さん直ぐに聞いた…!!勇気ある…)
え …。
…。
不機嫌そうだけど…。
… 否。何でもない
そう?
… あ。ねぇ 一葉ちゃん!
如何かしましたか?
一緒にエリスのとこに遊びに行こ?
前に誘われてたの忘れてた。
エリス嬢の所へですか!? …そんな。私なんかが行っていい所では…
良いから!ほら!
華楓は樋口の腕を引っ張って、首領執務室の方へと歩いてゆく…。
中也side
芥川は俺をギロッと睨む。
云いてェ事があるならハッキリ云え。
… …。
先日は 僕の華楓への気持ちは云いませんでしたが、この際なので云わせて貰います。
… 。
僕が華楓に好意を抱いているのは事実。華楓自身、鈍感な部分が有り この先、この思いが伝わることはない確率が高い。
僕は 之から華楓へアプローチをします。華楓は中原幹部には渡しません。
ンな …。
(此奴 …)
では。
芥川はそう云うと身を翻して廊下を進み姿を消す。
(… 。あの芥川が恋敵ってか…)
華楓を俺には渡さないだって…?云うじゃねェか。芥川 (ボソッ)
俺だって、華楓を手放すつもりなんてねェよ。(ボソッ)
おやおや。何だか背が小さい人がボソボソ喋ってる〜。
…
… Σ( ˙꒳˙ )!?
太宰!?何時からそこに…?!?!( ゚д゚)
芥川君が去る一寸前辺りからの中也の会話は全部録音したよ(。・`ω・´)キラン☆
はァ!? 録音…?!?!
( ¯ ꒳¯)ドヤァァァァァ
手前ッ!!! 記録消しやがれッッ!!!!
やーだよぉー。
太宰は俺の身長を莫迦にするかのように、腕を高くあげ、録音機器をヒラヒラと揺らす。
(╬‐д‐)チッ こんのッ糞鯖!!
なんかちっちゃい蛞蝓が喋ってるぅ〜。
あァ!?
___________________
華楓side
🚪コンコン
太宰です。失礼します
失礼致します。
🚪ガチャ
やぁ。如何したんだい??
エリスに会いに。
あ!華楓じゃない!
あれ?その子は… 確か
樋口一葉ちゃん。
芥川のサポートしてる子
は、始めまして!樋口一葉です。
一葉ね!よろしく!
早速、洋菓子食べましょう!
あ、はい!
この後御茶会議を楽しんだ女子達なのでした。
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