朝起きて、学校に行き、勉強をし、友達と会話をし、お昼を食べ、午後の授業を終わらせ下校する。
こんないつも変わらない日常は、時につまらなかったり、楽しかったりもする。
委員会や学校の仕事がある日はわ特別帰りが遅く1人で帰ることが多い。
そんな日常の中、彗星と流星群の衝突の影響は、ここに来た。
横浜や千葉に無数に降り注ぐ、流星群の破片。
それは、眩い光と共に僕の街に降ってきた。
その時僕の後ろに破片が降ってきた。
後ろを振り迎えると破片は大気圏で燃えてたのかまだ赤い。だがその赤さは鉄が燃えてなる赤ではなかった。何か液体のようなドロッとした赤色だった。
その時僕は気がついた。腹部に感じる異変を。
まるできれいさっぱり何かにくり抜かれたように腹部には大きな風穴が空いていた。
死を覚悟した。もう助からない、好きな人や大切な人に感謝を言いたかった。だがもう遅い。
出血は止まらず意識がとうのいていく。
その時、目の前に光り輝く光が見えた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。