私はあなたが大好きです。
これは、いつ伝えられるかな。
伝えたい。
でも……
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私は和の自転車の後ろに乗る。
心臓…うるさいよ…ばれちゃう…
なにきいてんだ私。こんなん聞いても意味ないよ。
ほんと今日、私おかしいよね?もう私のバカ。
彼女…いらないんだ。ならやっぱ無理か。
まぁ最初からわかってたけど(笑)
でも、大好き。
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私が和と会ったのは私が小学6年生のころ。
私は小学6年生で引っ越してきてもう小学校生活最後だけど一人でいいやって思ってた。
でも、、、和が変えてくれた。
ちょうど和と席が隣だった。
最初は何この人。いきなりあんたって…って思ってた。
でも、全然予想と違った。
二宮和也。いい名前だなー!なんか優しそう。
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帰り道
あーーーーー。一緒に帰る人も探さないとなー(笑)
あ、あれ和かな?
最初は愛想ないなって思ってたけど面白いじゃんw
マジか(笑)すごい奇跡!
やっぱ、愛想ないけどいいやつ(笑)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!