翌日、あなたはネズから連絡先の書かれているリーグカードを貰った。
念の為に。との事だが、そんなに心配しなくてもいいのに。とあなたは思う

彼女は今、飛行機に乗っている。
なんでもアローラ地方にはガラル地方とは違うニャースがいるらしいのだ。
これはブリーダーとして見ないわけには行かない。と速攻で飛行機に乗り込み単身、アローラ地方をめざしている。

などとスマホロトムを弄り情報を見ながら新たな地域への旅立ちを待っていた。

しかし、どの地域にもガラの悪い集団はいるものである。

一方でエール団から知らせを聞いたネズは、すぐさまあなたに連絡を取る。
[おかけになった。電話は電波の届かないところにあるロト！]

ロトムの悲しそうな声がする。

ネズは空を飛ぶタクシーで空港に着くとアローラ地方行きの飛行機に飛び乗った。

一方のあなたはと言うと、アローラ地方を満喫していた。
アローラ地方限定の白いこおりタイプのロコンを捕まえたり、ロトム図鑑というロトムが乗り移ったポケモン図鑑で遊んだり。
あの場所にはあのポケモンがいる。
アローラ地方は彼女にとって未知なる冒険だった。

ポケモンを一通り捕まえては、休むため、あなたはポケモンセンターへと立ち寄った。
途中のショップでマラサダを買いもぐもぐしていると何やら騒がしい。
チラリとあなたは横を見た。

2人組の男たちが声をかけてきた。

あなたが言うといきなり男達はあなたを突き飛ばした。

尻もちをついたあなたは痛みを堪え立ち上がる。すると二人組の男たちはあなたの腰のモンスターボールを見た。

男達はあなたを外へとおびき出すと、二人がかりでポケモン勝負を挑んできた。
もちろん、挑まれた勝負は買う。
あなたはインテレオンとマッスグマを出し勝利する。

しかし、男達は納得できない様子だった

あなたは抑え込まれポケモンを奪われる
ほかの地方に行ったとしてもポケモンがいるから大丈夫と感じていたあなたの考えは崩れた。

誰か。と呼べども誰も助けない。
そんななか，あなたと男達の方に進んでくる男がいた

ネズは男達を睨む。
その剣幕に押され、やはり男達は逃げていったのだった

ネズに言われればあなたは深く反省する。
治安はやはり調べて置くべきだ。

ネズは言い聞かせるように告げる
あなたははぁいと小さく頷いた。