第16話

シゲルの理由と、ポケモントレーナー
109
2019/12/12 03:03
シゲルはあなたを呼び出し話を聞いていた。
何故、あのジムに挑んだのか。
そして、目的はなんなのか。
(なまえ)
あなた
私はトキワの森の異変について調べてました。色違いポケモンが大量に出るって
シゲル
シゲル
そうなのかい?
実は僕もなんだ。トキワの森の異変を調べている。まさかこんなに早く情報を知ってそうな人に出逢えるなんて、僕は運がいい。

良かったらきかせてくれないかな
(なまえ)
あなた
いいですよ。
まず、トキワの森には、たくさんの特殊な個体がいました。
シゲル
シゲル
特殊な個体?
(なまえ)
あなた
鋼の糸を吐くキャタピーとか
シゲル
シゲル
なるほどね。
(なまえ)
あなた
それらはトキワの森の大きな屋敷で取引されてました。
厳重なセキュリティを求められて、答えられなければ始末される。

私は他地方から来たからポケモンのサンプルを生存の条件に出されました
シゲル
シゲル
サンプルを提出したのかい?
シゲルは聞いた。
もしサンプルを提出するような人間ならば、協力はできない。そう思った。
(なまえ)
あなた
断りました。
あなたはその後、自分のポケモンが無理矢理 実験を受けたことを話す。
自分の相棒であるインテレオンが自分を救うため無茶したこと、そして、命をかけて逃がしてくれたことを
シゲル
シゲル
インテレオン君はまだ、囚われているのかい?
(なまえ)
あなた
実験の末、死にました。
ロケット団が来て、実験の末 死に解剖されてシオンタウンに埋葬されていた と
シゲルはあなたの頭を撫でた。
ポケモンを殺された。と話すあなたに深く哀悼を示したのだ。
シゲル
シゲル
辛かったね。
(なまえ)
あなた
ポケモンは自由な生態系であるべきだと思います。だから私は戦おうと思ったんです。
この異常な事態に
シゲル
シゲル
君は強いなあ。僕がMy sweet honey わかなに出会ってなければ 親衛隊に加えていたよ。
シゲル
シゲル
わかった。僕も解決に向けて協力しよう。
(なまえ)
あなた
本当ですか!? 仲間は多い方がいいですからね。
あなたはへにゃりと笑った。
シゲル
シゲル
さて、そろそろ戻ろうか。
わかなの様子も気になるからね
話が終わり 協力関係を約束し、ジムへと戻る。
ジムへと戻ればネズがわかなとバトルしていた。
(なまえ)
あなた
なんで戦ってるの?!
シゲル
シゲル
ネズさん、判断能力が鈍ってるね。
これ以上、続けるのは彼にとっても彼のポケモンにとってもよくない。
自分にコノハの相手をしただけでなく、わかなともバトルしている。
常軌を逸したコノハのポケモンを相手して疲労はかなり溜まってるはずだ。更にわかなと対戦はは危険すぎた。
(なまえ)
あなた
ど、ど、どうしよう
シゲル
シゲル
僕にいい考えがある。ノッてくれるかい?
シゲルが考えた方法は、あなたにキスを迫ることだった。
互いが触れ合うことで集中力を散漫にさせる。そういう狙いだった。

(なまえ)
あなた
く、くすぐったい
シゲル
シゲル
我慢。だよあなた
ネズかわかな、どちらかが試合を停めるだろう。そう思った。しかし、事態は思わぬ方向へ動く
ネズ
ネズ
あなたッ!危ない
ネズの一声が響く。
シゲルは見た。わかなのピチューがあなたを攻撃しようとしているのだ。
ピチューの考えはこうだ。
あなたがシゲルに迫っている。わかなの物なのに、奪おうとしている。
シゲル
シゲル
ッ!あなたさん、ごめんよ。
シゲルはあなたを思い切り抱きしめ体勢を変えて守ろうとした。
状況に気がついたあなたはタチフサグマを出す。
(なまえ)
あなた
タチフサグマ!! ブロッキング
ピチューのにどげり。
タチフサグマはブロッキングするも、膝を着いた。
(なまえ)
あなた
シゲルさん、何してるんですか危ないですよ
シゲル
シゲル
僕は君が傷つくことは良しとしない!
ピチューにはそれが愛の言葉に聞こえた。
再びあなたを攻撃しようとする。
ネズ
ネズ
わかな!これを止めてくれ!
ネズは、ピチューの暴走を見ているだけのわかなに言った。
ネズ
ネズ
お前が、トレーナーのお前が止めなければ意味がねぇんですよ!!
わかな
わかな
で、でもッ、ど、どうすれば
(なまえ)
あなた
きゃぁぁぁッッ!
シゲル
シゲル
うああああッ
ピチューの渾身の電気ショックが2人を襲う。
わかな
わかな
み、みーちゃん、
ネズ
ネズ
あなた!!
あなたはシゲルを助けようとタチフサグマにシゲルの護衛を命じてシゲルから離れた。
シゲル
シゲル
あなたさんダメだッ!
ネズ
ネズ
わかなっ!お願いだ。止めてくれ、
アンタが止めるしかねぇんですよ!!
わかな
わかな
や、やめてッ! みーちゃん
わかなは叫ぶ。
そんな時だ。わかなの手持ちとして動いていたゼニガメがピチューに水鉄砲を放った。
ゼニガメがピチューを説得する。
わかなが止めてるぞ。と
ピチューの攻撃は止んだ。
同時にあなたは膝から崩れ落ちる
床に着く前にネズが抱きとめた
ネズ
ネズ
あなた!なんて無茶をしやがる。
(なまえ)
あなた
あはは…
でも、私は頑丈ですから
ネズ
ネズ
そういう問題じゃねぇです。バカ
わかな
わかな
シゲルくん、大丈夫?
シゲル
シゲル
僕は、なんとか
わかな
わかな
シゲルくん、ごめんっ、なさい
わかなはコノハの戦いを見て憧れた。自分も戦ってみたいと思った。
ただ、バトルの基礎を知らない彼女には荷が重すぎた。
ネズ
ネズ
わかりましたか。
コノハさんのポケモンはこれほど危険なんですよ。まだお前が扱うには__
ネズは怒りのままわかなへ言うが途中であなたが止める
(なまえ)
あなた
わかなちゃんは悪くないよ。
わかなちゃんはこれが当たり前だから、仕方が無いの!
悪いのはそれを教えなかった人よ。
わかな
わかな
か、かか様は悪くない。かか様は悪くない!かか様は……
わかなには分からなかった。
何故母親が悪く言われねばならないのか
そんなわかなの心をくみ取ったのかピチューは再びあなたに攻撃を仕掛けようとする。
それを止めたのはゼニガメだった。
頭を冷やせと水鉄砲を放った。
シゲル
シゲル
とりあえず、ここは解散した方かいい。
わかな、きみは僕の家へ
それからあなたさんはサートシくんの家で休むといい
ネズ
ネズ
そうですね。今回はそうします
あなた行きますよ
ネズは当然と言わんばかりにあなたを抱き抱える。
(なまえ)
あなた
ひ、1人で歩けますよ
ネズ
ネズ
何言ってやがんです。
さ、行きますよ
2人はサトシの家へと向かった。
残されたわかなとシゲル。
シゲルはわかなを自分の家に招待することにした。
とある決心を胸に

プリ小説オーディオドラマ