第5話

4?
345
2021/10/12 11:41
『ハッキングは1位…か、』
第1部隊希望だとどちらかと言うと実戦の方が重要
実戦試験…頑張らなきゃ…
休憩時間もじっとしていられない…
ゾム「お前、すごいやん!」
『へ?』
ロボロ「30秒で終わらすって…もはや天才やで?」
『あ、ありがとうございます…』
ゾム「どこの部隊希望なん?」
『…第1部隊です』
ロボロ「はー…シャオロンのとこかぁ」
ゾム「ハッキング専門でもいいと思うんやけど…」
『いえ、第1部隊に入れなかったら軍には入りません』
『兄が第1部隊所属だったのと憧れの人が第1部隊なので…』
ゾム「はぇー…お兄さん思いなんやな!」
『はい!自慢の兄です!』
ロボロ「憧れの人って…シャオロンか?」
『あ、はい!』
ゾム「だからシャオロンが興味持っとったんやなぁ…」
『え、そうなんですか?』
ロボロ「…なぁ、あんさんのお兄さんってもしかして第1部隊の副隊長だったか?」
『あ、はい!ご存知なんですか?』
ゾム「え"っ…そーなん!?」
ロボロ「知ってるも何も…シャオロンが第1部隊隊長になってからは副隊長は1人しかおらんからな…」
ゾム「アイツと重ね合わせてるんちゃう?」
ゾム「そっくりやもん!」
『そう…ですか…』
ロボロ「…確かに重ね合わせてるかもしれんけど、あんさん自体のことも気にしとると思うで?」
『ホントですか?』
ロボロ「多分、な?」
『シャオロンに伝えておいて貰えますか?』
ゾム「ん、ええよ」
『第1部隊副隊長は私の兄ですって』
ゾム「OK、わかった!伝えとくで!」
ロボロ「ほら、もう試験始まるから行った行った!」
『はい!』
頑張ります…シャオロンさん!
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