前の話
一覧へ
次の話

第1話

プロローグ
260
2019/12/28 14:53
※設定は、アイコンをタップしてください。
去年の冬休み。
3日後に迫る、クリスマスの準備の為に俺、翼と星羅は買い物に来ていた。
その帰りに、俺は、ずっと好きな星羅に告白しようと思った。
星羅
星羅
翼〜。これで終わり?
翼
うん。頼まれていたものは、全部買ったよ
星羅
星羅
やった〜!ねぇねぇ、早く帰ろ!寒い!
買い物が全て終わったことに喜ぶ星羅。なんだか、子供みたいだ。
翼
わかったよ。でもさ、ちょっと見せたいものがあるから、ついて来てくれない?
星羅
星羅
いいよ!楽しみ!
そう言って連れて来たのは、イルミネーションされた、ツリーの前。
少し早いけど、これを逃すと2人でいつ出かけられるかわからないので、今日告白しようと決意したのだ。
星羅
星羅
うわぁ〜!綺麗〜!
翼
でしょ?友達から聞いた時に、真っ先に星羅に見せたいなぁって思ったんだ。
星羅
星羅
ほんとに?ありがとう、翼!
翼
あのさ俺、星羅に言いたいことがあるんだけど、聞いてくれる?
星羅
星羅
ん?いいよ、何?
翼
実は、俺小さい時から星羅のことが好き。
それは、友達としてじゃなくて、恋愛面での好き。
だから、星羅さえ良ければ、付き合って欲しい。
俺は、小さい時から溜めていた感情を星羅に言った。
星羅はびっくりした様子だったけど、目を閉じた後、笑顔で....
星羅
星羅
はい!
私もずっと前から翼のこと好き!
と言ってくれた。
その後、いきなり星羅が俺に抱きついて来たから、俺は困惑しながらもとっても嬉しかった。
翼
ずっとお前を守るしそばにいる。
だからなんかあったら、すぐに言えよ?
約束な?
星羅
星羅
うん、約束!
こうして、晴れて俺と星羅は付き合うことになった。

プリ小説オーディオドラマ