第3話

〜2話〜
113
2019/12/28 14:55
授業もHRも終わって放課後になった。
菜乃花からの誘いで、遊ぶことになった俺たちは昼飯を済ませ、ショッピングモールで買い物をしていた。
菜乃花
菜乃花
ここよってもいい?
星羅
星羅
いいよ〜行こ!
菜乃花の提案により、雑貨屋にいった。
翼
おお〜、結構色んなのあるぞ。
星羅
星羅
ほんとだ!
あっ!これ可愛いなぁ〜
翼
ん、これ?
たしかに、星羅が気に入りそうなデザインだな。
星羅
星羅
うん!だから、いいなって思ったの!
あっ!そうだ。
もし、翼さえ良ければ、これお揃いにして買わない?
星羅は、自然にそんな事を上目遣いで言うから断われるわれない。
というか、俺がお揃いにしたいのかもしれない。
翼
ん、いいよ。
ちょっと貸して。
星羅が持っていたものを俺は貸してもらって、会計に行った。
星羅
星羅
翼、いいよ!
言い出したの私だから、私が払う!
翼
俺が払ったら、嫌?
星羅
星羅
えっ....と....嫌じゃない。
顔を赤くして否定するから、俺は可愛いなって思ってしまった。
翼
はい、これ。
やっと、お揃いのができたな。
星羅
星羅
うん!
ありがとう!
目をキラキラさせて、喜んでいる姿を見てにやけてしまったのは、星羅にはずっと秘密。

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