ドワーフの王:ギムリ この二人が勇者か?
ギムリ:王都からの伝達通りに、あの場所に現れました
ドワーフの王:王都の女王スクルドの予言では、
今日 あの場所に現れる二人の勇者が
世界をすくということだが
ギムリ:王に対してなんという口の聞き方じゃ
ギムリ:は~~ この世界の果てが見えなくなっているそうじゃ
ギムリ:そうではない、
見えなくなったとしか言いようがない
ギムリ:王都の女王スクルドによると、
勇者があらわれてこの世界をすくということだ
ギムリ:王都からの伝達では、この地に二人の勇者としか聞いていないが
ギリム:ドワーフの訓練は、あの斧を使って、ここの石を砕いて力をつけていく
ギリム:力がついていくたびに大きいものに変えていく
ギリム:この斧を一つ大きくしたら、今日の訓練は終わる、それまで頑張らないと食事はない
ギリム:無理じゃない
頑張らないと食事ない
ギリム:勇者なら大丈夫
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。