ボレアース:
桐山 どうした?
ボレアース:
薬?
そんなもの必要あるのか?
ボレアース:
癒しの魔法があるではないか
って 重 何をそんなに買い込んできたんじゃ
エウロス:
淳太に負担をかけないようにということか?
ゼピュロス:
それならトート様も一緒に行かれるから
心配はないだろ
ボレアース:
そうだと聞いているが
エウロス:
トート様から聞いていないのか?
ゼピュロス:
最後の訓練に行かれたか
エウロス:
トート様の最後の訓練だから、相当なものだと思うがな
ゼピュロス:
それに耐えなければ、これから起こることには耐えられんだろ
ボレアース:
しかし、あのトート様の事だから
少し心配はあるのじゃがの
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。