第70話

#69
170
2019/06/15 21:22
(ノノ_☆)流星
えっ、仕方ないやん。いきなり炎をともし続けろとか、あんな小さい炎やで、暗闇になるって言われても信じられへんやん
謎の声「自分の目で見たものしか信じられないということか。それの一理ある、しかし、そのためにほかの者が恐怖と混乱に陥っても構わないというのか」
(ノノ_☆)流星
いや~そうは思ってないけど・・でも・・・いきなり
老人「誰と話をしておるのじゃ」
(ノノ_☆)流星
えっ、炎ついたんや
老人「炎がついた?消えていたのか?」
(ノノ_☆)流星
えっ 暗闇って言われても信じられへんかったから、フッって消してしまった
老人「は?ばかもん!!!夢の話でもこの炎が消えたなんてことを言うもんではない!!」
(ノノ_☆)流星
は、はい。でもいきなりこの世を照らす炎って言われても信じられへんかったし
老人「まだ寝ぼけておるのか?この炎をともし続けるのがお前の役目であろうが、この炎が消えると暗黒を迎え、この世が終わる」
(ノノ_☆)流星
この世が終わるって、おおげさな
老人「はぁ・・・・・もうよい。この炎は私たちの生きるすべてなのだから、しっかりともし続けるようまもれ」
(ノノ_☆)流星
はぁ・・・・さっき消したときにすごい音と悲鳴していたし、また消したら、もっとなにかおこるかもしれんしな
奴
流星は炎が消えないように見守ることにした
(ノノ_☆)流星
はぁ、もう何時間も炎見つめてるんやろ。炎見てたら、落ち着くから眠くなってきた・・・・・眠い・・・・・でも寝たらきえるやろし・・・あかん・・・・ねたら・・・
謎の声「起きろ・・・起きろ!!!!」
(ノノ_☆)流星
んあ? あっ寝てもてたって炎は?
謎の声「・・・・小さな炎一つ守れなくて、何が勇者だ」
(ノノ_☆)流星
は?そんないわれかたせなあかんのや
謎の声「小さいもの一つ守れないものが、みんなを守ることができると思っているのか」
(ノノ_☆)流星
炎を守ることと、みんなを守ることはちがうやんか
謎の声「炎と仲間、違うかもしれないが、守るということはおなじではないか」
(ノノ_☆)流星
そうかもしれんけど・・・・でも
老人「役目をしっかり果たすのだ」
(ノノ_☆)流星
えっ、戻ってきてるし・・・小さな炎を守る。みんなを守る・・・
よし、守りきったる
奴
流星は、眠気と戦いながらも、何時間も炎の油が少なくなると足し、消えないように気を付けながら見守り続けた
(ノノ_☆)流星
はぁ~ もう何時間たったんやろ。俺の感覚では一日はもう立ってるはずやし、いつまでこんなことをするんやろ?目が疲れてきたし、眠いし、お腹も減ったし・・・・・・・あかん 目が自然と閉じる、寝たらあかん
奴
流星は、何日も眠気と空腹に耐えながら小さな炎を消さないように見守り続けた
(ノノ_☆)流星
あかん、空腹と眠気で炎が三つにみえる・・・このまま続けられへん。ごめんみんな試練やりとおせへ・・・・ん
(^ヮ^=)重
流星・・・起きろ!
(`-´)神ちゃん
大丈夫か?
(ノノ_☆)流星
えっ 重・・神ちゃん・・・俺 試練失敗した?
(^ヮ^=)重
わからん。わからんけどいきなり青い光が現れて消えたと思ったら流星がおった
(`-´)神ちゃん
俺は失敗したら、またやらされたけど・・・
(ノノ_☆)流星
俺も、炎を守らなあかんのに消してもて、また守るを繰り返して・・何日も何日も食べず、眠らずで・・・・
(^ヮ^=)重
えっ何日も?
(`-´)神ちゃん
俺らが世界樹の木に入って、1時間くらいしかたってないで?
(^ヮ^=)重
そうや・・・・
(ノノ_☆)流星
えっ 1時間くらいって、俺何日も試練していたで
(`-´)神ちゃん
でもさ、流星がここにおるってことは試練を乗り越えたってこと違うかな?俺は乗り越えてここに戻ってこれたから
(^ヮ^=)重
おん そうやと思うで
(ノノ_☆)流星
は~ なんかすっきりしないけど、疲れたわ・・・・寝たい
(`-´)神ちゃん
寝てええんちゃうか?なぁ重
(^ヮ^=)重
おん ええと思う って 寝てしもてるし
奴
なんか、世界樹の木の外に戻ってきたってことは、試練を乗り越え・・・たってことですかね(すみません)

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