第57話

#56
185
2019/06/04 23:12
奴
その日の夜、明日はいよいよ虚無のいる城に行くということで、みんな体力温存のため早めに寝ることにした
(´◇`)照史
淳太、寝れへんのか?
(б∀б)淳太
ん?考え事してたら、なんかな
(´◇`)照史
トートの事か?
(б∀б)淳太
おん、さっきのトートは今までと変わりなかったやんか
(´◇`)照史
そうやな、でも、エルフの国でのトートは別人みたいやったけどな
(б∀б)淳太
どっちが本当のトートなんやろってな・・・それに
(´◇`)照史
それに?なんや
(б∀б)淳太
トートを信じていいんやろかって気持ちがあってさ
(´◇`)照史
えっ、信じていいのかって、そんなこと考えてたんか?
(б∀б)淳太
考えたくないけど、あの姿見たら・・・
(^ヮ^=)重
(モゾモゾ)俺は信じてるで
(´◇`)照史
うわっ
(б∀б)淳太
起きてたんか!
(^ヮ^=)重
いや寝てたけど、話し声がして起きてもた
(б∀б)淳太
あっごめん
(´◇`)照史
声大きかったか?
(^ヮ^=)重
いや、みんなは寝てるし、俺はすぐ隣やったからやと思う
(б∀б)淳太
おん
(^ヮ^=)重
淳太 俺はトートを信じるで、
(б∀б)淳太
重・・
(´◇`)照史
重はなんで言い切れるんや?
(^ヮ^=)重
だって、よく考えてみて、あの時トートがあの敵を殺さへんかったら、もっと戦いが長引いてたと思うし、
(`-´)神ちゃん
俺らだけやなく、あの国の人も襲われてたかもしれへんしな
(ノノ_☆)流星
見た目が女の子やから、俺たちもトートを責めてもたけどさ
('・ェ・`)のんちゃん
よく考えたら、敵やん、信じろって方がおかしかったよな
(θヮθ)濱ちゃん
でも、俺たちはトートを責めてもた。
(^ヮ^=)重
でも、トートは反論しなかったし、俺たちに城を見せるためにニュアージュを用意してくれてた
(´◇`)照史
みんな起きてるやん
('・ェ・`)のんちゃん
それにさ、戦いが大変になるやろうからって、淳太にもっと力が出る石を持たせてくれてたし
(^ヮ^=)重
使う暇なく、敵につかまってたけどな
(б∀б)淳太
うるさいわ!
でも、俺たちを守るために、あの敵を・・・
(^ヮ^=)重
そうや、俺たちが敵でも見た目は女の子や、それを殺すってことは、気持ち的にあるやろ
(`-´)神ちゃん
俺たちの事を思っての事やと、今やったら思えるからな
(б∀б)淳太
おん
(ノノ_☆)流星
それに淳太の師匠やんか、その人を信じられへんようになったら、あかんで
(б∀б)淳太
そう・・やな・・・おん、俺はトートを信じて一緒に城まで行けるように頑張るわ
奴
部屋の外では、トートがみんなの話しを聞いていた
トート:ありがとう みんな仲間っていいわね。
淳太、いい仲間をもっているのね

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