第22話

#22
358
2020/12/30 08:48
('・ェ・`)のんちゃん
濱ちゃん 外みとくから おじいさん 連れ出してきて
(θヮθ)濱ちゃん
了解 おじいさん ここは危ないからいくで
おじいさん:
わしはもう長く生きた ここで終わるのも怖くない
(θヮθ)濱ちゃん
あかん お孫さんがおじいちゃんが来ないからって、戻ろうとしたんやで
おじいさん:
あの子が わしのために戻ろうとしたと
('・ェ・`)のんちゃん
濱ちゃん はよしてや
(θヮθ)濱ちゃん
おれら その子におじいさんを無事連れて避難するって約束したんや
おじいさん:
足腰も弱って、早く歩けん
(θヮθ)濱ちゃん
望 このおじいさん 背負ってくれ
('・ェ・`)のんちゃん
はぁ??
(θヮθ)濱ちゃん
俺が援護するから お前の方が肩かせるやろ
('・ェ・`)のんちゃん
それってなで肩やからか?
(θヮθ)濱ちゃん
いくで~~~~
('・ェ・`)のんちゃん
も~ おじいさん 俺の背中に乗って
おじいさん:
すまんの 若いの
(θヮθ)濱ちゃん
望 みんなのところに走れ 
('・ェ・`)のんちゃん
おう 濱ちゃん 気を付けて
(θヮθ)濱ちゃん
大丈夫や 俺の格闘技の腕 とくと見せたる
お前の後ろは、俺が守るから

おりゃ~ どりゃ~~
ブシュ~~~ ギャ~
ズルっ
(θヮθ)濱ちゃん
フエッ
('・ェ・`)のんちゃん
濱ちゃん~~
奴
濱ちゃん 倒したゾンビに足が引っ掛かり倒れる
(θヮθ)濱ちゃん
俺は大丈夫や お前先に行け~~~
('・ェ・`)のんちゃん
でも 
(θヮθ)濱ちゃん
あの子と約束したやろ はよ行け
('・ェ・`)のんちゃん
濱ちゃん おじいさん 避難させたらすぐ戻る
(θヮθ)濱ちゃん
俺は大丈夫や
('・ェ・`)のんちゃん
危ない 濱ちゃん
奴
ゾンビが濱ちゃんの目の前に迫っていた
(θヮθ)濱ちゃん
うわ 間に合わん
ビュ~~~~
(θヮθ)濱ちゃん
ウェッ? ゾンビが吹っ飛んだ
???:
間に合ったか
お前 大丈夫か?
(θヮθ)濱ちゃん
うわ~ またおじいさんが出てきた
('・ェ・`)のんちゃん
俺 ふたりは無理やで
???:
わしをおいぼれと一緒にするな
(θヮθ)濱ちゃん
おじいさん 後ろ 危ない
???:
は~~
これでもくらえ 
奴
老人が持っていた杖を地面に打ち付けると、風が舞い、ゾンビが吹っ飛んで見えなくなる
(θヮθ)濱ちゃん
すげ~~~ 見えへんようになった
('・ェ・`)のんちゃん
何もんなんや
???:
まずは その老人をみんなのところまで無事届けるんじゃ
('・ェ・`)のんちゃん
そうやった
(θヮθ)濱ちゃん
頼むで 望
???:
さて 少し本気を出すか
コンコン 
奴
杖で地面をたたくとさっき以上の風が吹き荒れて、あたりを襲うが、ゾンビのみ吹き飛ばされていった
(θヮθ)濱ちゃん
すげ~~~ おじいさん すごい
アラン:
もしかし あなた様はノトス様
ノトス:
わしの名を知っておるということは、王族の一員か
アラン:
はい 王位継承第四位のアランと申します
(θヮθ)濱ちゃん
え~~~ アランって王子やったんや
('・ェ・`)のんちゃん
王子が騎士団の団長って
アラン:
王子といっても、兄が3人いるので、俺は王にはならん
だったら、騎士団を作って王国を守ろうとしたまでだ
(θヮθ)濱ちゃん
へ~~ ってアラン このおじいさん誰
('・ェ・`)のんちゃん
そうそう さっきもすげ~風起こしてゾンビ見えへんところまで飛ばしてたけど
アラン:
お おじいさんって お前ら この方は王都のノトス様といって風の神だ
(θヮθ)濱ちゃん
神様
('・ェ・`)のんちゃん
風の神
ノトス:
アランとやら、この二人が勇者というわけか
アラン:
はい この地に降り立った勇者 濱田と小瀧です
ノトス:
先ほどの戦いを見た限りは、こちらの背が高い方はまだまだ粗削りだが、こちらのなで肩の男 見た目は頼りなさそうだが、大したものだ
(θヮθ)濱ちゃん
これって 褒められてるんか? ディスられてるんか
('・ェ・`)のんちゃん
どちらかというと褒められてると思う
ノトス:
ほかの国でも同様に、見たことがないものの襲撃を受けたと連絡が入っておる
アラン:
そうなんですね
ノトス:
エルフ ドワーフそれぞれ 北風と東風が自分の部隊をおいて、勇者を王都まで運んでおる
(θヮθ)濱ちゃん
えっ 勇者を運んでいるって
('・ェ・`)のんちゃん
それって ほかのみんなの事やん
(θヮθ)濱ちゃん
みんな 無事やったんや
('・ェ・`)のんちゃん
よかった
ノトス:
この地はわしが残ろう
アラン:
ノトス様 自ら残っていただけると
ノトス:
ここの敵が一番 やっかいそうじゃからな
(θヮθ)濱ちゃん
ということは 俺らはどうやってみんなのところに行くんや?
('・ェ・`)のんちゃん
歩いて行けってこと?
ノトス:
歩いていくなら、七日七晩歩き通しても、着くか着かないかだ
(θヮθ)濱ちゃん
そんなん 無理やん
ノトス:
ゼピュロス この二人を王都まで運んでくれ
そして、この状況をスクルド様にご報告するように
ゼピュロス:
承知
('・ェ・`)のんちゃん
うわ もう一人出てきた
アラン:
こちらのお方は、ゼピュロス様 同じく王都の風の神である
(θヮθ)濱ちゃん
風の神様って二人もおるんか?
ゼピュロス:
王都の風の神は 東風のエウロス、北風のボレアース、南風のノトス、西風のゼピュロスがおる
(θヮθ)濱ちゃん
東風、北風、南風 西風 の4人がおるんや
そして、われらが風の王 アイオロスがおられる
('・ェ・`)のんちゃん
風の王 アイオロス
すげ~~~
('・ェ・`)のんちゃん
全員で5人おるんやな
ノトス:
   アイオロス様・・・今はトートと名乗られいる
(θヮθ)濱ちゃん
なんで?
嫌だから
ゼピュロス:
では ノトス ここはお前に任せて、俺は勇者を王都に運ぶ
(θヮθ)濱ちゃん
アラン 俺ら絶対にこの国 守ってみせる
それまで頑張ってほしい
('・ェ・`)のんちゃん
嫌っていうだけで名前変えた?
('・ェ・`)のんちゃん
俺もここまで強くなれたんは、アランのおかげや
だから頑張ってくるわ
アラン:
ふたりとも よろしく頼む
そして、必ず戻ってこい
待っておる
(θヮθ)濱ちゃん
じゃあ 行ってくるわ
('・ェ・`)のんちゃん
アラン 行ってきま~~~す
びゅ~~~~
ノトス:
あの二人 本当に勇者なのか?
ことの大事さをわかっておるのか
アラン:
あの二人は、ああ見えて、芯の通った勇者です
この騎士団の訓練を見事やり通した二人です
あの二人なら大丈夫です
(θヮθ)濱ちゃん
望 これで王都いったら、みんなと再会できるな
('・ェ・`)のんちゃん
そうやな みんな無事やったんや
よかった 
あとは この国を救って、元の世界に戻るだけや
(θヮθ)濱ちゃん
よっしゃ やったるで~~~~~
うわ~~~~
('・ェ・`)のんちゃん
濱ちゃん 危ないって
ゼピュロス:
風の上で暴れるな
落ちても責任は取らんぞ
(θヮθ)濱ちゃん
はい すんません (しゅん)

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