子どもがおぼれてる、泳いていくのも、舟もだめやった。ほかにいい方法はないんか?落ち着いてよく考えろ。船で行くのが一番いい、でも乗せようとしたら危ない
じゃぁ・・・これや
大人たちの近くにロープが置かれてた
このロープでを持たせたら・・・あかん、子どもの力では、岸までもたんかも、
そうか、輪を作り体を入れて・・
奴「重は舟に乗り込み子どもの所に向かう、ロープで輪を作り子どもの腕の下をくぐらせ結び付ける」
もう大丈夫やから、暴れるな、力を抜いて、そうそう上を向いてゆっくり呼吸して・・・
子どもを落ち着かせながら、急いで舟を岸までこぐ
うがんばった、もう大丈夫や・・・・って、えっ 元の場所やん
謎の声「よくぞ冷静に対応した」
ってことは、俺試練乗り越えたんか?
謎の声「お前に情熱の証を授ける」
情熱の証って、紋章が赤く燃えてる
謎の声「お前の新たな力だ」
重の胸に赤く燃え盛る紋章が入っていく
あんなに燃えてたのに、熱くない。ていうか体の中から力わいてくる
謎の声「お前の新しい力、情熱の炎の力だ」
やったで、みんな。俺、炎の力手に入れた
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。