第32話

あのひと
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2019/01/26 14:39





「もしもし」






電話越しにきくあなたの声は










とても落ち着くことが出来る声だった









みやと話したあの日の夜私はなんだか







1人になった気がして "あの人"に電話をかけた





「あいたい…」





そういうと










あの人は驚いたのか










「え」










と呟いた(?)






「ごめんね、やっぱなんでもない。」





「こんな夜遅くにごめんね、おやすみ」




と、自分はさっき言ったことをなくそうと








慌てて通話を切ろうとした.




「今行くから、まってて」






とあの人は言った。





その言葉に 私は





「うん」









としか答えられなくなって









________________________





こんな情けない自分に腹が立った.








同時に ピンポーン とインターホンがなった




はーい、と返事をし、ドアを開けた






急いできたのか、あせだくのておくんがいた
テオくん
テオくん
ごめんな、遅くなって
あなた

んーん、来てくれてありがとね.





その瞬間 孤独感が解放され.





安心したのか 私はておくんに近寄り














抱きついた




そして泣いた.





それに驚いていたておくんは
テオくん
テオくん
どうしたの、


と心配そうに話しかけてくれた
テオくん
テオくん
泣くなよ、かわいい顔が台無しだぞ、??

まだあって1年も経ってないのに、






こんなにやさしくしてくれる。
あなた

ねえ、ておくん。グスッ

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