あなたの秘密(?)も知れて
また平和な毎日を送れると思ってた
え … 今しれっと爆弾発言したよね
あなた以外にも懐いてる人がいるって
確かこの子猫の存在を知ってるのは
僕含め三人だけ
ロンジュニもジェミナも懐いてないって
言ってたよね
という事は … そういう事だよね
嫌な予感がする
まさかのテンヒョン登場
しかもあなたの師匠って …
この二人 、だいぶ親しそうだし
あーほらほらマクヒョンの顔が
また凄いことになってるよ
この二人はのうのうと勝手に
二人だけの世界に行っちゃってるし
マクヒョンなんてもう … ㅎㅎ
あーあまたこれから小言始まるよ
あなた 、僕達もう知らないからね
まあ確かにあなたの言う事
理解できないこともない
でも僕たちに話すべきだったよね
このまま二人を放っておくと
絶対長くなるからここら辺で止めないと
結局 、あなたに上手く丸め込まれたマクヒョン
その猫の首輪には捨て猫ってことと
名前や年齢 、誕生日が書かれていた
ここまで来てやっと一件落着
僕たちの元に厄介事を運んできた犯人
あなたに懐いてる猫の名前は “ シズ ”
今じゃもう僕達に全然懐いてるけど
唯一 、へチャニだけ懐くのに時間がかかった
それからちゃんと一週間
へチャニはあなたに無視されてたよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。