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第6話

協力

彼は、足を止めてくれた。


私の所へ来てくれるようなので、私も動いた。
中峰光
中峰光
……考えがあるの
巫結斗
……
あの日が、あの1年が嘘のように、私たちはぎこちなかった。


寂しさを抑えて、私は話した。
中峰光
中峰光
私は、6年2組で勝ちたいと思ってる
彼は、小さくうなずいた。
巫結斗
怖くないの?この状況も、俺も
私は、無理矢理笑顔を作る。
中峰光
中峰光
そうだなー。この状況は、めっちゃ怖いよ笑
けど、巫君も同じ考えだと思うから声かけたんだ
巫結斗
じゃあ、味方ってことで
中峰光
中峰光
それに、クラスが違うからこその私たちだと思うの
巫結斗
どういうこと?
中峰光
中峰光
ルールでも言ってたけど、これってクラス対抗らしいじゃん?
中峰光
中峰光
そこで、クラスが違う私たちが一緒に居れば、皆私たちは安全だって思うはず
巫君は、一瞬考えこんですぐに目を輝かせた。
巫結斗
そういうことか!
中峰光
中峰光
うん。どうせ私たちが協力するなら、もっと範囲を広げようって
巫結斗
1組と3組で協力ってこと
中峰光
中峰光
2組は、どうしようかなぁー
そんなことを言っていると……
藤堂七瀬
……おぅ
巫結斗
なな!
中峰光
中峰光
待って、藤堂君って2組だよね⁉
ナイスタイミング!
藤堂七瀬
何で、1組と3組が一緒にいるの?
……やっぱり、皆そう思うんだ。


藤堂君にも、協力してもらおう。
中峰光
中峰光
藤堂君、私たちと協力しない?



私は、巫君に言ったことを、藤堂君にも話した。


すると、彼も納得して、テンションが上がる。
藤堂七瀬
まずは、和解することだよな
巫結斗
でも、どうやって実行するの?
私は、辺りを見回した。
ここ、職員室じゃん。


普段だったら、ノックとかするけど、今日は特別だ。


私は、職員室の扉を開けた。
藤堂七瀬
…ちょ、え?
2人は戸惑いながらも、私についてきた。

中峰光
中峰光
避難訓練の放送って、職員室からって言ってたよね
巫結斗
なるほど
たくさんの書類の先に、放送室の机だけみたいなやつがある。
中峰光
中峰光
あれだ
私は、マイクのスイッチをオンにした。
藤堂七瀬
いきなり⁉
中峰光
中峰光
📢こちらは、1年1組の中峰です。
 元6年2組の皆さんは、至急、理科室に集まってください
そこまで言うと、私は巫君の手を引いた。
巫結斗
📢こちらは、1年3組の巫です。
 1年3組も、協力してください
藤堂七瀬
📢1年2組の藤堂です。
  2組の皆さん、今すぐ理科室へ。今すぐ理科室へ
中峰光
中峰光
……ふぅ
藤堂君は、マイクのスイッチを切ると、職員室を見渡す。
藤堂七瀬
平日の放課後に先生いないのか
中峰光
中峰光
……確かに。どうやって、出てもらったんだろ
巫結斗
あのスーツのやつも、俺らの担任もグルってことだよね。
俺らに何やらせてんだよ
謎なことだらけだ。


でも、前を向こう。
中峰光
中峰光
さぁ、私たちも理科室に行こう
巫結斗
ちょっと怖いけど
中峰光
中峰光
……大丈夫だよ。きっとみんな分かってくれるし、
中峰光
中峰光
こんな平和な私たちが人を殺せるわけない
藤堂七瀬
…それもそうだな
私は、理科室の鍵を指に掛けた。




そうして、どこか不安を抱えながら理科室へ向かった。

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芽実🌱休止中
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芽実🌱です! 小説書いてます(*^^)v 語彙力ないですが、読んでもらえると喜びます😊 名前だけでも覚えていってね✨ ー連載中ー 人狼ゲーム パラレル・ヴァンパイア ー完結ー 3等分 人狼ゲームアナザー ーその他ー 芽実🌱と申します コメント、お気に入り、💕待ってます!
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