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第12話

理由


私は2人の目を見てから、話し始めた。

中峰光
中峰光
私ね、野崎じゃないんだけど……
4年の頃いろいろあって…?
西馬勝
いろいろってのは?
中峰光
中峰光
うーん、朝行ったら上履きがなかったり、
机の中にゴミが入ってたり……?
巫結斗
……
西馬勝
いじめじゃん…
中峰光
中峰光
正直、辛かった。
親に言うなんて、なんか恥ずかしいし、
相談できるほど仲いい子もいなかったし……
中峰光
中峰光
でも、そういうのは5か月くらいで終わって、
クラス替えもあって5年からは何もなかったんだけど
中峰光
中峰光
クラスには馴染めるはずもなく…?

2人の反応を交互に見ながら話した。

中峰光
中峰光
私ってこういう人だったのかなー?
とか思ってるうちに最高学年で
中峰光
中峰光
はじめはやっぱり馴染めなかった。
けど、グループ活動で皆普通に話しかけてくれたの
西馬勝
……それが普通なんだけどな

大げさに笑ってみせた。

中峰光
中峰光
って、思うじゃん?笑
でもね、一回ゾーンに入っちゃうと、そうはいかないんだなー
オーラでもあったのかな?笑
中峰光
中峰光
で、私、男子とかどうも苦手だったんだけど…
槙だったかな?
話してみるとめっちゃ楽しくて
中峰光
中峰光
桃香たちのグループにも入れて、私の居場所がぽっかり空いてるみたいで
自分でも何か、明るくなったなぁーって?
西馬勝
……なるほどね
中峰光
中峰光
卒業は悲しかったんだけど、新学期は
「私変わったし、新しいクラスでも頑張ろう!」
なんて思ってたけど、そんなうまくいかないし
中峰光
中峰光
最近は、ちょっとだけ2組が羨ましいなぁー、とか?
中峰光
中峰光
ごめん、上手くまとまらないんだけど、
要するに……
中峰光
中峰光
私の居場所は、6の2にしか無かったんじゃないかって

2人は、何も言わずに私を見ている。


引かれたかもしれない。


「そんなの、お前が頑張ればいいことだろ」って。


「強制的に集められたメンバーで、何運命感じちゃってんだ」って。

中峰光
中峰光
ごめん、きれいごとだったね
巫結斗
そんなことないよ。
中峰が今1組でどんな感じかは知らないけど、絶対明るい方がいいって
巫結斗
中峰見てると、俺も元気出るっていうか……
どんな理由でも、真っすぐになれるものがあるっていいと思う!

巫君は、真剣そうだった。


私を元気づけてくれているって思うと、嬉しくて泣きそう。



巫結斗
だから、俺はいつでも
巫結斗
中峰の味方だよ


巫君が、6の2で良かった。


巫君と、出会えて良かった―――

中峰光
中峰光
巫君、さっきは私の所に来てくれてありがとう

彼は、何も答えなかった。


ただ、何か言いたそうに微笑んでいる。


きっと、私が藤堂君だけを連れて行ったからだ。


味方って言ってくれてたのに裏切られたみたいで、


本当はもう信用されてないかもしれない。


けど、怖くて謝れない。


変な空気になりたくないから……


よく思われてなくても、傍にいてくれる彼を失うかもしれないから。


やっぱり、私は、変わっていない。





西馬勝
ところで、中峰
西馬勝
その……いじめの主犯ってのは誰なの?
1人くらいこっちにいるんじゃねぇの?





正直、言うか迷った。


けど今更、言わない意味なんてない気がした。


西馬勝
あ、いや、言いたくなかったらいいんだけど―――























「成瀬莉子だよ―――」

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芽実🌱休止中
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芽実🌱です! 小説書いてます(*^^)v 語彙力ないですが、読んでもらえると喜びます😊 名前だけでも覚えていってね✨ ー連載中ー 人狼ゲーム パラレル・ヴァンパイア ー完結ー 3等分 人狼ゲームアナザー ーその他ー 芽実🌱と申します コメント、お気に入り、💕待ってます!
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