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第1話

過去
先生
誰か3人くらい、ゴミ捨て場裏の草むしり行って!
中峰光
中峰光
あ、はい!私、行きます!
卒業まで後10日。


その日は、「お世話になった学校に感謝しよう」みたいなのがあって、


私たち6年2組は、校舎裏で畑仕事をしていた。
巫結斗
手伝うよ
中峰光
中峰光
ありがとう!
中峰光
中峰光
あれ、ゴミ捨て場ってどこだっけ?
巫結斗
卒業前なのにそれ?笑
俺も分かんないけど
中峰光
中峰光
何それ笑
阿久津優真
結斗と中峰、裏行ったんじゃなかったの?
中峰光
中峰光
いや、ゴミ捨て場分かんなくて…
阿久津優真
嘘でしょ笑笑
阿久津優真
ついてきて
中峰光
中峰光
はーい
私たちは、頼れる阿久津君についていった。



中峰光
中峰光
あー、ここか。
来たことあったかも笑
阿久津優真
勉強はできるけど、どっか抜けてるよな。中峰は
中峰光
中峰光
虫多そうだなぁ~~
巫結斗
めっちゃ誤魔化すじゃん笑
中峰光
中峰光
いいの、いいの!やろう!
私たちは、湿った日陰の土に膝をついて草むしりを始めた。
阿久津優真
卒業生なのに、雑用感すごくない?
中峰光
中峰光
あー、ね
巫結斗
普通に楽しくない?
ずっとこれやってたい
中峰光
中峰光
え、そこまで?笑
中峰光
中峰光
そうだ!記念に何か、作っておかない?
巫結斗
落とし穴?
中峰光
中峰光
作る?
阿久津優真
こんなところ、人来ないよ
笑いながら、作業を進めた。

 
別に、いつメンな訳じゃない。


それどころか、私は、男子と話すのが苦手だった。


けど、よく話しかけてくれる巫君グループのおかげで、私は変われた気がする。


それだけで、毎日がすごく楽しくなって、本当に感謝しかない。
中峰光
中峰光
絶対、同窓会やろうね。このクラスで
阿久津優真
中峰さ、この1年で明るくなったよなー
中峰光
中峰光
皆のおかげだよ
作業を続けながら素直な気持ちを言うと、巫君がこっちを見ていた。
中峰光
中峰光
ごめん、きれいごとだったね
巫結斗
いや、俺も全く同じ気持ちだったから
二人で目が合って、自然と笑顔になった。


巫君は、その場に倒れ込むように仰向けで寝た。
巫結斗
あーー、ずっと6の2がいいなー
中峰光
中峰光
ねー、クラス替えなんてなくていいのに
阿久津君は、フッと笑う。
阿久津優真
このクラスって、私立もいないし、全員同じ中学だって。
最後の別れじゃないんだし、そんな考えるなって
中峰光
中峰光
…そういう問題じゃないんだなーー
全部がきれいごとな気がした。


もうすぐ中学だっていうのに、準備も全然しないで、後ろ向きで。


絶対終わりはくるって知っていたんだから、もっと楽しんでおけばよかった、と、後悔している。


他の皆は、中学が楽しみなのかな?



と、しげみをかき分ける音がした。
橋本涼太
先生、集合かけてたよ!
阿久津優真
ありがと!
中峰光
中峰光
戻ろっか




―――もしも、あの頃に戻れたなら、何をしようか。


一日だけでいい。


あの時に戻って、皆に伝えたい事がある。

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芽実🌱休止中
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芽実🌱です! 小説書いてます(*^^)v 語彙力ないですが、読んでもらえると喜びます😊 名前だけでも覚えていってね✨ ー連載中ー 人狼ゲーム パラレル・ヴァンパイア ー完結ー 3等分 人狼ゲームアナザー ーその他ー 芽実🌱と申します コメント、お気に入り、💕待ってます!
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