🐰side
俺はチョンジョングク
いつものように昼飯を友達と食べていた
友1「なぁ〜グガこないだのゲーム負けた罰ゲームまだやってなかったよな?ㅎ」
あ〜そういえばマリ○カートで負けたんだった、、
友1「罰ゲーム何がいい?ㅎ」
友2「好きな子に告白は?ㅎㅎ」
友1、2「はぁ〜?つまんねーの」
友3「じゃあさあの地味で有名なあの子に告れば?」
お前どっから出てきたんだよ、、
てかそのあの子って誰だ?
友1「あ〜!面白そうだしいいな!」
友2「俺も賛成✋」
友1「じゃあ決定でㅎㅎ」
正直知らないやつに告るなんて御免だ
友1「ゲームで負けたのはグガだろ?」
友2「ガチで告れとは言ってねぇしさ!」
友2「だーかーらー"ウソコク"だよㅎ」
結局あれから色々話が進んで1回告るだけでいいからとウソコクが決定してしまった
負けたのは俺だから何も言えなかった、、、
そしてもうすぐチャイムが鳴る頃で俺は授業前にトイレに行こうと廊下に出た
トイレ近くまで行くと明らかに地味な友達の言う"あの子"がいた
その子は俺に見向きもせず通り過ぎようとしていた
今しかないと思った
待ってと止めるとその子は
と、小さく言った
俺は気づけばそう口にしていた
でも、その子は少し時間を置いてから
え、俺この地味子ちゃんにフラれたの?
なんで?
そう思った俺は
と口走ってしまった
その子は俺の見た目から地味なやつに告るように見えない。とのこと
俺はいつも告られる方だった
俺から告るのなんて初めてに等しい
なのに、、、
そう思った俺はその子を壁の方に詰め寄った
トンッ
少し押すと顔を少し赤くして
"かわいい"なんて思ってしまった
俺がそう言っても、うん、とは言わないその子
確かに俺はその子の名前も知らなかった
ちょっと面白そうㅎㅎ
俺はそう言ってその場を後にした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!