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第1話

1人の放課後
137
2020/04/22 16:53
 

高校生のあなたは、いつも生徒会で忙しくて
中々友達と遊ぶ暇もなく、生徒会室の窓から
聞こえる生徒たちの笑い声や楽しそうな話し声を聞いてることしか出来なかった






「生徒会に入ったからには頑張る」

という自分の根気強さだけを信じて頑張ってきた。






そんなある日の月曜日



いつものように生徒会室で作業をしていると


「あなた先輩。遅れてすみません」


後輩のすんぐぁん君が入ってきた。



「別に待ってないよ〜」

と返す私に

「でも、1人で作業してて寂しかったんじゃないですか?」

と続けるすんぐぁん君に

「まぁ…少しだけ寂しかったかも。」

と返してみる。

「僕が来たからにはもう寂しくないですね!」

と無邪気な笑顔で返すすんぐぁん。


そんな話をしてると遠くから誰かが、すんぐぁん君を呼ぶ声が聞こえた。

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