確かにそうだ。
私は、いつしか友達(現実)から逃げてた気がする。
昔からそうだ。
なにか辛いことや悲しいことがあると
仕事や作業をして忘れようとする
私の悪い癖だ。
この癖で、体や心だって壊れたことがあるのに
本当に私は何も学ばないな。
と考えていると
「僕、あなた先輩の頑張ってる姿を見るのが
大好きなんです。
でも、それよりもあなた先輩が笑ってる顔を見るのがすごく好きで…」
と
照れくさそうに話すすんぐぁん君に
愛おしさを覚えたとき
「僕、先輩が居たから
生徒会に入ったんですっ。
先輩の笑顔に惹かれたからっ!!!」
どうにでもなれっ!
とでもいうように、大きな声で気持ちを話すすんぐぁん君。
「それって告白?ㅋㅋㅋㅋ」
と、からかい気味に返すと
顔をかぁっと赤くし
「はい…」
と返事をするすんぐぁん君。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!