第4話

大好きなえがお
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2020/04/22 17:14



確かにそうだ。


私は、いつしか友達(現実)から逃げてた気がする。

昔からそうだ。

なにか辛いことや悲しいことがあると
仕事や作業をして忘れようとする

私の悪い癖だ。

この癖で、体や心だって壊れたことがあるのに

本当に私は何も学ばないな。

と考えていると

「僕、あなた先輩の頑張ってる姿を見るのが
大好きなんです。
でも、それよりもあなた先輩が笑ってる顔を見るのがすごく好きで…」



照れくさそうに話すすんぐぁん君に

愛おしさを覚えたとき

「僕、先輩が居たから
生徒会に入ったんですっ。
先輩の笑顔に惹かれたからっ!!!」

どうにでもなれっ!

とでもいうように、大きな声で気持ちを話すすんぐぁん君。

「それって告白?ㅋㅋㅋㅋ」

と、からかい気味に返すと

顔をかぁっと赤くし

「はい…」

と返事をするすんぐぁん君。

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