_MOMO side_
今日は高校に入学してからの初めての登校日。
私はこれまでに無いほどの緊張と期待を覚えていた。
と緊張を誤魔化すかのように言ってみたが全く効果は無い。
私は緊張と共に学校へ出発した
学校へ着くとそこにはたくさんの人。
こんなん人酔いしてまうわ
なんて思いながら人混みをかき分けて前へと進む。
クラス表の前に出てみるとそこには一際輝く女の子がいた。
自分の名前を探しているのだろう。
少し困ったような顔をして名簿とにらめっこをしている。
艶やかな髪に同じ歳とは思えないほど完璧なスタイル
何よりその瞳は宝石のように輝いていて、見ていると吸い込まれそうなほど。
私はその瞬間一目惚れをしていたようだ
彼女は私にとっての「運命の人」そのままで
まさか朝緊張をほぐすように言ってみた「運命の人」に本当に出会うなんて、、
その子はまさかの私と同じクラスだった。
こんなチャンス、逃すわけにはいかへん...
頑張れ、頑張るんや平井もも、!!
声かけへんと行ってまう、!
やばい!やってもうた、、
なんなんこの白々しい話し方は!!
勝手に一人で反省する。
私に話しかけられて嬉しそうにしている彼女の笑顔が眩しい。
ほんま可愛すぎやろ、、
彼女の笑顔に狼狽えてしまって素っ気ない返事になる。
名前を褒められると少しどきっとした。
いつもは褒められてもこんな風にはならないのに、、
それにももりんって、、急に距離縮みすぎやろ笑
なんて思っていたが、私から距離を縮めるには時間がかかると思ったのでなんだかありがたかった。
本当にどこまでコミュ強なんだろうこの子は...笑
なんとか彼女の陽キャムーブについて行くことができた。
ってかさーたんって...笑
結構頑張ったんとちゃう? 自分
小さくガッツポーズをした














編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!