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第28話

28.
ピリクス
ピリクス
中々会えなくて
ごめん
連絡もできなくて
you.
you.
...うん
ピリクス
ピリクス
...怒ってる、よね?
you.
you.
...怒ってないです。
you.
you.
そんなんじゃなくて
..ただよくわからなくて
不安です。
ピリクス
ピリクス
...うん、だから
今日はちゃんと話にきた。
聞いてくれる?
you.
you.
うん、聞きたい。
こうしてフィリックスに会ったのはソラ先輩に絡まれた日から4日経ってからだった。

最近サークルの方も忙しいんだろう
もう夜の10時。
ラフなジャージのまま私の部屋に現れた。
ピリクス
ピリクス
..ソラさんとは正確には
付き合ってないって
言ったよね?
you.
you.
うん。
you.
you.
でも、ソラ先輩は
フィリックスのこと
好き、だよね?
ピリクス
ピリクス
好き..
そうなのかな。
you.
you.
ピリクス
ピリクス
...僕は
ピリクス
ピリクス
ソラさんの大切にしていた
ものを傷つけたんだ。
ピリクス
ピリクス
...もう元に戻せない。
you.
you.
...大切なもの?
ピリクス
ピリクス
...ごめん
詳しいことは、、
僕は言えないんだ。
ピリクス
ピリクス
それで、、その代わりに
一緒ににいる。
ピリクス
ピリクス
それをソラさんが
望んだから。
you.
you.
付き合うことを?
ピリクス
ピリクス
うん、そう。
you.
you.
フィリックスは
ソラ先輩のこと好きじゃないの?
ピリクス
ピリクス
...先輩としては好きだよ。
それ以上の感情はない。
ピリクス
ピリクス
でも、自分の中で
そうやって好きでもない人と
付き合うことに違和感を感じてきて
ピリクス
ピリクス
..なんとなくバランスが
とれなくて
ピリクス
ピリクス
好きじゃない人と
付き合うならみんな一緒だと
思って、あのバイト始めたんだ。
ピリクス
ピリクス
..なんだか罪悪感が薄れる
ような気がして、、
ピリクス
ピリクス
バカみたいだよね
そう言って笑った顔はすごく辛そう。


..この人はどこまでも優しい人なんだ。
ソラさんのことが無意識に重荷になっていて
それから目を背けるためにレンタル彼氏の
バイトをしてたんだ。



でもその辛さはぜんぜん変わってないんだね。
一人一人に、いい加減に相手ができる人じゃないもん。
you.
you.
私はバカみたいなんて
思わない、けど
you.
you.
フィリックスがつらいのは
イヤだ。
you.
you.
...私に、何ができるかな?
you.
you.
どうしたら、フィリックスが
つらくないのかな?
ピリクス
ピリクス
あなた..
ピリクス
ピリクス
...ごめんね
ピリクス
ピリクス
僕、ソラさんと...
you.
you.
別れてないんだよね?
you.
you.
...そうだろうと思った。
ピリクス
ピリクス
..ごめん。
ピリクス
ピリクス
でも僕が好きなのは
あなただよ。
ピリクス
ピリクス
それは変わらない、のに
ピリクス
ピリクス
..もうどうしていいか
分からないんだ。
you.
you.
....
その俯いた顔は本当に辛そうで。
この人は今までひとりで自分では受け止めきれないことをなんとか受け止めようと頑張ってきたんだろう。


ソラ先輩、、本当にいいの?

フィリックスをこんなに苦しめることが
あなたの望みなの?


その時、フィリックスのスマホが震えた。

ピリクス
ピリクス
...
you.
you.
...
ソラ先輩だってすぐにわかった。


それは長く続いて切れた。


そこから少し間を置いてもう一度鳴る。
ピリクス
ピリクス
あなた
ピリクス
ピリクス
ソラさんが
僕を好きって言ったよね。
ピリクス
ピリクス
..これはね、好きとかじゃない。
もう、ただの執着なんだ。
ピリクス
ピリクス
僕は罰を受けなきゃならない。
ピリクス
ピリクス
ソラさんの大切なものを
壊したから。
震える声でそう言った。


その頬を一筋涙が伝う。




ピリクス
ピリクス
あなた、
あなたのことが好き
ピリクス
ピリクス
僕どうしたら
いいんだろう。
ピリクス
ピリクス
ソラさんを
こんな風にしたのは僕だ。
電話は鳴り続ける。
ピリクス
ピリクス
どうしたら
許されるのかな。
そう言いながら無理やり微笑む。  

その今にも震え出しそうな肩を
抱きしめてしまえば少しは楽になるのかな?


違う...きっとそうじゃない。


私には何ができる?


どうしたらフィリックスを救ってあげられるんだろう。

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