めちゃくちゃ早く家を出たから、学校につくのもいつもより早い。
えー、ただいま教室の前の廊下を歩いておりますが、人が全然いません((
もしかして今日は私がクラスで1番乗りとか?!
(謎のワクワク)
さて、教室に入りますかっ!
ガラガラッ
田中「あなた?」
『え!樹?』
1番かと思ったら・・・もうすでに樹がいた。
2番乗りか。残念!!←
『樹っていつもこんな早く来てるの?』
田中「うん、そうだよ・・・って!そんなことより!!」
田中「あなた変わりすぎ!」
『そうー?』
田中「うん!めっっちゃ可愛いんだけど!!」
『え、可愛くないよ笑』
田中「いやマジでやばいって!俺あなたのこと好きになってもいい?」←
『やめて笑笑』
田中「クラスの男子みんなあなたに惚れると思うよ?!」
『それはないでしょ!笑』
田中「いや、言っとくけどあなたって結構美人だからね?」
はい、樹の力説が始まりました((
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。