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第4話

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2020/12/11 07:17
虎杖「お札ってそんな簡単にとれんの?」

槻川「いや呪力のない人間にはまず無理だね!」

槻川「普通はね!」

伏黒「今回のは中のモノが強すぎる!」
伏黒「封印も年代物」

伏黒「紙切れ同然だ!」

虎杖「・・・・・・」
虎杖(つっても”呪い”なんていまいちピンとこねぇ(ただの痛い人達だったらどうしよう))

虎杖(”呪い”なんて・・・でも なんだ!?)
虎杖(このプレッシャーは!!)

伏黒「オマエはここにいろ」

槻川「部室はどこ?」

虎杖「!! 待てよ!」
虎杖「俺も行く!やばいんだろ!?」

虎杖「二月やそこらの付き合いだけど友達なんだ!」

虎杖「放っとけねぇって」


伏黒「ここにいろ」

ぺたっ ぺたっ


呪い「いまなンじですかあ」

呪い「みぢかいはりはあジュういちいぃ」

きゃあああああああ

槻川「! もう部室を出たんだ!」
槻川「めぐみん!こっからは別行動で!」


伏黒「分かりました!」
伏黒(相変わらず気配が無茶苦茶だ!)


呪い「ちゅーるちゅーるちゅる」


伏黒「チッ」

伏黒「邪魔だ」
パンッ
伏黒「玉犬ぎょくけん
伏黒「喰っていいぞ」
















虎杖「何言う通りにしてんだ俺は」

俺は何にビビってる?





そうだな学校からは死の予感がする

死ぬのは怖い

爺ちゃんも死ぬのは怖かったかな

そんな感じは全然しなかったな

俺も泣いたけど怖かったからじゃない
少し寂しかったんだ

今目の前にある❨死❩と
爺ちゃんの❨死❩何が違う?































オマエは強いから


人を助けろ




































伏黒(呪いの数が増えてきた)
伏黒(近いな)















伏黒(見つけた!!)






ドロツドロ ドロドロ





伏黒(呪物ごと取り込むつもりか!!)

伏黒「クソッ」

ズブブブブ

伏黒(間に合わねえ!!)







































短気で頑固者








見舞いなんて俺以外来やしねえ










「俺みたいになるな」?









確かにね

でもさ












カシャアアアアンツ!






伏黒「虎杖!?」ココ4階だぞ





















爺ちゃんは正しく死ねたと思うよ

















こっちは間違った❨死❩だ!















呪い「い いまぁ」

















これが呪い!


虎杖「思ってたのと違うな!」







呪い「なんじぃい」










バチュ







伏黒「なんで来たと言いたいところだが」


伏黒「良くやった」


槻川「すごいねキミ!」





伏黒「槻川先生っ...」






虎杖「なんで偉そうなの」

虎杖「因みにあっちで呪いバクバク喰ってんのは?」
伏黒「俺の式神だ」

伏黒「見えてんだな」

虎杖「?」

伏黒「呪いってのは普通見えねぇんだよ」

伏黒「死に際とかこういう特殊な場では別だがな」

虎杖「あー確かに俺今まで幽霊とか見たことないしな」

伏黒「・・・・・・」

槻川「キミ怖くないんだね」

虎杖「いやまあ怖かったんだけどさ」

虎杖「知ってた?人ってマジで死ぬんだよ」

伏黒「は?」

虎杖「だったらせめて自分の知ってる人くらいは」

虎杖「正しく死んでほしいって思うんだ」

虎杖「まあ自分でもよく分からん」

伏黒「いや・・・」

ポロッ

虎杖「これが」

槻川「うん」

槻川「特級呪物”両面宿儺”」

伏黒「その1部だ」


虎杖「りょうめ・・・?」

伏黒「言っても分かんねえだろ」

伏黒「危ねぇからさっさと渡せ」

虎杖「はいはい」











✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎
ここで切りマース
次宿儺だね!
宿儺行ってからセンセイのとこなんだけどさ
宿儺の短くなるね
まあいいか
じゃ!
おつ羅唖!

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