第3話

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2020/12/10 09:09
─オマエは大勢に囲まれて死ね俺みたいにはなるなよ─








虎杖「・・・爺ちゃん?」




―はいどうされましたか?―


―・・・虎杖さん?―























虎杖「爺ちゃん死にました」





うん必要な書類はこれで全部

虎杖「ウッスお世話になりました」

本当に大丈夫?

虎杖「そーっスねこういうの初めてなんでまだ実感湧かないかな・・・」
虎杖「でもいつまでもメソメソしてっと爺ちゃんにキレられるし」
虎杖「後は笑ってこんがり焼きます」

言い方・・・!

槻川「虎杖悠仁クンかな?」


伏黒「呪術高専の伏黒だ」

槻川「悪いけどあんま時間ないんだよね」

伏黒「オマエが持ってる呪物はとても危険なものだ今すぐこっちに渡せ」

虎杖「じゅぶつ・・・?」

槻川「これこれ!持ってない?」
といいスマホの画面を見せる

虎杖「あーはいはい拾ったわ」
虎杖「俺は別にいいけどさ先輩らが気に入ってんだよね」
虎杖「理由くらい説明してくんないと」



日本国内での怪死者・行方不明者は年平均1万人を超える


槻川「その殆どが人間から流れ出た負の感情」
槻川「呪いによる被害なの」

虎杖「呪いぃ?」

伏黒「お前が信じるかどうかなんてどうでもいいんだよ」

槻川「続けるよ」

槻川「特に学校や病院のような大勢の思い出に残る場所には呪いが吹き溜まりやすいの」

伏黒「辛酸・後悔・恥辱人間が記憶を反芻する度その感情の受け皿となるからな」


槻川「だから学校には大抵”魔除け”の呪物が置いてあったの」

伏黒「オマエが拾ったものもソレだ」

虎杖「魔除け?」
虎杖「ならいいじゃん何が危険なの」

伏黒「魔除と言えば聞こえはいいが」

槻川「より邪悪な呪物を置くことで他の呪いをよせつけない」

槻川「毒で毒を制する悪習だよ」

伏黒「現に長い年月が経ち封印が緩んで呪いが転じた」
伏黒「今や呪いを呼び寄せ肥えさせる餌だ」

槻川「その中でもキミの高校に置かれていたのは特級に分類される危険度の高いものなの」

伏黒「人死が出ないうちに渡せ」

虎杖「いやだから俺は別にいいんだって」


パシツ

虎杖「先輩に言えよ」

槻川「空・・・!?」

槻川「私達の追ってきたのは箱にこびりついた呪力の残穢・・・!!」

伏黒「中身は!?」

虎杖「だァから先輩が持ってるって!!」

伏黒「ソイツの家は!?」

虎杖「知らねぇよ確か泉区の方・・・」

虎杖「・・・・・・」

伏黒「なんだ?」

虎杖「そういや今日の夜学校でアレのお札剥がすって言ってたな」

虎杖「え・・・・・・」

虎杖「もしかしてヤバい?」

伏黒「ヤバいなんてもんじゃない」




























伏黒「ソイツ死ぬぞ」







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はい!ということで!
五条先生出てきてないけど!
1話も言ってないけど!
1000文字超えてるんで許してください。

指が痛いね
さすがにね

ということで!
おつ羅唖

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