店長 と 道 を 歩いている 。
私 、いつから 恋 を してないだろう 。
気づけば 、もう 大人 に なっていて …
今 は 、23 歳 。
この歳 には 結婚 して いい家庭 を
築く 予定 だったのにな ~ 。
そう簡単 いかないんだよね …
店長 と 店 に 入って 席 に 座る 。
沢山 、サラリーマン が いて 煙草 臭い 。
注文 が 済み 、食べる 。
お酒 も グイグイ 進み …
店長 が 会計 を 済ませてくれていた 。
店長 が 家 に 運んでくれていた 。
店長 が 帰って 靴 を 脱ぐ 。
フラフラ しながらも ジャケット を
ソファ に 投げ捨て
キッチン へ 移動 。
ゴクリ と 1杯 、水 を 飲む 。
目 から 涙 が 溢れて
泣き崩れて 、近所 迷惑 だと 思う 。
けど 、そんなこと は 気にしず
泣いていた 。
" ピーンポーン "
誰か 来た …
もう 、やだ 。
顔 が 酔って はっきり 見えない 。
でも 、どこか 見た事のある 顔 …
と言って 、私 の 唇 を 奪った 。
と言うと 、その 男 は 私 の 部屋 に
グイグイ 入って来て
壁 に 押し付けられ 、強引 な キス 。
酔っ払う って こんな感じ なんだ …
何もかも 許しちゃう …
その瞬間 、その人 の 顔 が
はっきり 見えた 。
もう 、手遅れ だった 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。