柾哉said
ー放課後ー
ちゃっかりメンバー全員揃って大広間に集合。
校長からルール説明を受けて早速宝探しスタート。
さっそくたじが先陣を切って大広間を飛び出す。
雄大「たじはっやw」
いつもぽわぽわしているたじとは思えないほど爆速で校内を徘徊している。
フェンファンがずっと肩で笑っている。
迅も「お菓子お菓子ー!!」と大はしゃぎ。
大夢「ハロウィンってこんな楽しいことできるんだね!」
柾哉「ね!人間界だとハロウィンって子供達が商店街にお菓子もらいに行くか大人たちが渋谷で仮装してたむろするぐらいだったからなー」
大夢「渋谷…?」
柾哉「行ったことないの?」
雄大「どこやそれ」
洸人「聞いたことねぇぞ」
匠海「田舎?」
まじかこいつらずっと魔法界にいるから渋谷しらねぇんだ、笑
同じく人間出身同士のフェンファンに助けを求めるも
フェン「知ってるけど行ったことないや」
柾哉「うっそ」
フェン「ずっと魔法界にいたからね、笑」
柾哉「おいうそだろ」
謎の疎外感を感じ少し落ち込む。
田舎じゃねぇし。ゴリゴリの都会だし。
ふとたじに目をやると既に両手いっぱいのお菓子を抱えていた。
「はっや、」
京介「俺このゲーム強いかも」
京介もその後ろからお菓子の山を抱えて戻ってきた。
威尊「どっから持って来たん?」
京介「見慣れねぇ絵画あるなーって思ってめくったらあった。ちょろい」
京介「ガチでお菓子見つけまくるから。甘いもの大好きなんで」
京介「たじも結構ガチ勢じゃない?」
将吾「一年で一番楽しみにしてたんですー」
大夢「京介甘いもの大好きだもんねー商店街でバカみたいにアイス食べてたもん」
京介「大夢バラすなって!」
なんだかんだで全員ノリノリで楽しんでいる。
次の目的地を探しに地図を覗き込む。
匠海「立ち入り禁止の部屋、?」
「こんな部屋あったっけ」
威尊「入ったら減点だって」
雄大「面白そうやん!行くだけ行かん?笑笑入るかどうかは別として」
匠海「……ちょ、雄大w お前、そういうノリほんまやめろw」
たじはすでに目を輝かせて地図に指を置く。
将吾「ちょっと、ここ怪しいんじゃないですかー?」
雄大「やめとけって笑減点されるで」
洸人「意外とこの付近にお菓子あるかもしれねぇぞ?笑」
大夢「興味あるかも……ちょっとだけ覗くぐらいなら」
フェン「……危ないんだけどな、ま、近くに見に行くだけならいいか」
ゴースト「……おい、みんな本気で行く気か?笑」
(フェンファン以外)「「でたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」」
ゴーストの声がふわっと近くで響く。
ゴースト「ハロウィンなんだから幽霊ぐらい出るだろ。ハロウィンから一週間だけ、こうして出てこれるんだよ」
「ま、まじっすか……」
大夢「あ、去年お会いしましたね」
ゴースト「そういえば会ったな。高塚家の子か?」
まさかの顔見知り。高塚家恐るべし。
ゴースト「……その部屋に行くのだけはやめとけ。入ったら君らの中の誰かが死ぬぞ」
ゴースト「確かにその付近に菓子はあったけどな。付近に行くのはいいが死にたくなきゃ部屋には入らないことだな。」
そういってゴーストは去っていった。
今まででダントツで一番濃いハロウィンだった笑












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。