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2021/05/06

第7話

#5
あなたside
亮平が倒れてから一週間が経った。
私は毎日欠かさずお見舞いに来ていたが、まだ目を覚ましていなかった。
あなた
亮平、そろそろ目を覚ましてよ……………
ここ一週間、私の暮らしは憂鬱だらけだった。
毎日亮平と暮らしていた家はもちろん私しかおらず、とても静かで寂しかった。
楽しいことも悲しいこともどんなことも共有していた心の支えが少しの期間でもいなくなると、とても苦しかった。
あなた
ねえ亮平、いつになったら亮平は目を覚ますの?
いつになったら前のような楽しい生活ができるの?
私は目を覚まさない亮平に泣きながら語りかけていた。
すると、亮平の目が少しずつ開いた。
あなた
亮平?亮平!
阿部亮平
あなた………?
なんで………泣いてるの………?
あなた
なんでじゃないよ!
いきなり亮平が倒れて一週間も目を覚まさなかったんだよ?
泣かない方が不思議だよ…………
私はとても嬉しかった、亮平が目を覚ましたからだ。
その後はすぐに先生が来て亮平を診てくれた。
今は体調も落ち着いているようだった。
だけど安心しているのも束の間、今度は検査がある。
亮平の体に病気が潜んでいる可能性がある為、検査をして調べるらしい。
暗くなってきた為、私は亮平の病室をあとにした。
「どうか亮平が無事でありますように」
私はそう必死に願った。