ーーーーーー
僕はころん。
この学校に今日転校してきた
やっと幸せな生活ができる…そう思っていた…一週間前までは…
僕は保育園の時からずっといじめを受けていた
どこに行っても悪口や避けられたり正直その時はほかに友達もいるし大丈夫かな~なんて感じで全然気にもしていなかった
でも今回のは凄く辛かった。なぜか?
学年全員に広まったからだ
「きいた?転校してきて三日後に○○に告白したんだって」
「確かに好きそうだよな」
「まじか…あいつの頭どうなってんのw」
そんな感じのことがずっと続いた
デタラメなのに…告白なんかしてないのに
なかにはこんな人もいた
「ころん。まじでお前○○に告ったの?ww」
「嘘つかなくていいよ!!」
なんで決めつけるの?お前に何がわかんの?
こんな感じのことがずっと続いて一年と半年がたった
そのときは誰にも話せなくて
誰の顔もみたくなくて
凄く辛かった…やっといじめから解放されると思ってた
なんで自分はいじめばっかされるんだろ
そんなんだったら死ねば…そうだ死ねばいいんだ!
私はそのとき死ねば済むんだ!やっと解放されると思った
ネットで死に方を検索したりして
凄く死について興味を持つようになった
その事をゆういつ疑いもしない信頼できる子に話したの
そういわれて…凄く反対されて…僕のこと心配してくれてるのに凄いイラついちゃって
そんな大切な子に死なないでって言われてるのに…首閉めたり高いとこから飛び降りようとしたりしてその度そのこの言葉を思い出して
自分が今何をしたいのかわかんないし…自殺して本当にいいのかわかんなくなって止めたんです
でも、話せる人もいないし友達に言っても助けてくれるわけじゃなくて
でももう限界で…でも死ねなくて
その友達があるとき
って言ってくれたんだ
先生に言って笑われないか…そう思いながらも一回だけためしに言ってみたんです
そしたら、先生は笑わずに最後まで話を聞いてくれて…ちゃんと注意するからね?って言ってくれたの
ほんとに嬉しくて涙か止まらなくて
相談して良かったって思ったけどそんな上手く行くわけがない
いじめはやむこともなく悪化していった
僕はいつしか○○と呼ばれるようになった
反論できない自分が凄く嫌いになった
また先生に話した
それでもやまない
次も話した
次も話してずーっと話続けた
ついには
自殺を止めてくれた友達じゃない人まで一緒に先生に話してくれるようになった
嬉しかった…凄く嬉しかった
その子は嘘をつくような子じゃないし凄くいじめっこともなかが良かった人だった(その子はいじめっこの子と嫌いだそうですけど、私と同じ状況にたたされていたから)
だからだろうか
その子が言ってくれたおかげで噂はなくなった
やっと…やっと終わった
2年間凄く長かった
その事を親にも話した
心配してくれると思った…
でも実際は心配なんてしてくれなかった
「ただの遊びだろw何でそんなことで泣いてるんだよww」
悔しかった
言い返せない
お前らに何がわかるんだよ
遊びってどうとらえたらそうなるんだよ
それから僕は親の口は聞かなくなった。頼らないし喋りたくもない
自分の親だとも思いたくなくなった。信じれなくなった。何もかもが嫌いになった
その後はいろんなクラスの子達と仲良くなって大半の人たちとは話せるようになりました!!
ーーーーーー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!