今日はね,パーティーに来てるの!
色んな会社が
集まってるんだよ!!
主催者が 山田クンの会社だから
行こうかちょっと迷ったけどネ.笑
鈴沢クンは,お金持ちなんだけど
ボディタッチ多いし
自慢話しかしないから
はっきり言って苦手
どうせ,お父さんは忙しいだろうし
嫌になったら 離れればいいや
はじまったよ.
自慢話.はぁ、聞かなきゃだめ?
ていうかさっきから
体に力が入らない...
疲れたし 座ろ
なんて言って隣に座ってきた
はい?!
なに言ってるの.この男
ありえない.ホントむり
このドレスはお母さんから
譲り受けたもので そりゃあ胸元がちょっと
空いてるけど 誘ってるわけないじゃん
何コイツ.
やたらと力強いし
顔近づいてくるし
もう、なんで体に力が入らないの?!
ヤダっ.こんな人と
キスとか絶対やだ、助けて山田クン
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。